概要
複数人で発動させる「ミナデイン」とは別に、一人で放てる「ギガデイン」の上位呪文。
『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』には黄色い電撃を撃つ「ジゴデイン」のほかに、マ素状態の敵に大ダメージを与える紫色の電撃呪文「ジゴデイン・凶」が登場していて、名前と見た目からして禍々しいイメージを強めている。
デイン系が「神聖な光の呪文」という位置づけの『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』で初登場し、以降のモンスターズシリーズや『ドラゴンクエストⅩ』以降のナンバリングタイトルに登場する(『ドラゴンクエストⅨ』から『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』のように4段階目の攻撃呪文は登場していたが、デイン系自体が削除されたため登場できなかった)。
ただし、ナンバリング作品初登場となった『ドラゴンクエストⅩ』ではVer.5.3までの約8年間にわたって味方側に使い手がおらず、魔族側の大呪文というイメージになっていた。
続く『[[ドラゴンクエストⅪ]』にて、通常の呪文ではなくれんけい技という形ではあるが、ようやくナンバリングの味方の技として使うことができるようになった。
シリーズごとの変遷
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー
初登場。デイン系の最上位呪文に位置づけられ、敵単体にデイン系の呪文ダメージを与える。消費MPは30と高いものの、かしこさを上げれば400以上のダメージを叩き出すこともある。
本シリーズにおけるデイン系呪文は神聖な光の呪文として扱われており、ゾンビ系を初めとして弱点や無耐性のモンスターが多かったため、呪文使いモンスターの主力として猛威を振るった。
以降、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』〜『イルとルカの不思議なふしぎな鍵』までほぼ同じ仕様で登場。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』でデイン系が電撃属性になったため、この呪文も電撃属性になった。また、エフェクトが他のデイン系と異なり「ジゴデイン」だけ紫がかった電撃となっている。
ドラゴンクエストⅩ
ナンバリング作品では初登場。
対象を中心とした範囲に雷属性の呪文ダメージを与える。
演出はいくつもの雷の槍が降り注ぎ、最後に爆発を起こすという派手なもの。
本作における主人公は勇者ではないためデイン系呪文を使うことは出来ず、長らく敵専用の高威力呪文という位置づけであった。
本作は敵ごとに呪文や特技の威力が設定されているため一概にダメージを計ることはできないが、いずれも無耐性で喰らうと致命的なダメージになっていることが多い。
サービス開始当初は(一応は)雑魚モンスターであるネクロバルサのみが使ってきた。
およそ300程度のダメージを広範囲に与える呪文であり、まだレベル50が最高だった当時のプレイヤーを幾度となく消し炭にしていた。以降、バージョンアップにつれて雑魚の使用者も増えてきている。
ボスとしての使用者は魔勇者アンルシアが初で、それ以降も多くのボスが使用してくる脅威としてプレイヤーには認知されている。
味方側としては、Ver5.3で超強化した勇者姫アンルシアがついに使用できるようになった。
心層の迷宮の「悔恨の園」をクリアすると習得し、レベルやスキルの割り振り次第では2000以上のダメージを与える強力な呪文となる。
ドラゴンクエストⅪ
主人公とロウ、マルティナの3人のれんけい攻撃として使うことができる。
敵全体に雷属性ダメージを与え、高確率でマヒ・雷耐性低下状態にする。
威力は3人の攻撃魔力の合計で増加する…が、マルティナは装備や種によるドーピングをしない限り攻撃魔力はゼロなので、実質主人公とロウの2人で威力を伸ばすしかない。
しかもそこまでしても最大威力は微妙で、主人公とロウの2人連携であるグランドネビュラと大して変わらない。
使うのであれば、ダメージよりも状態異常の方を目的として使うことになるだろう。
演出は非常にカッコいいので、もったいないところである。
またヨッチ族のうち、メタルヨッチが必殺技として使用することがある。