概要
本作の主人公兼最大の被害者。小柄で童顔、髪型はおかっぱ姿の地味な青年。高校を卒業したと書かれていたり第6話や単行本2巻の書き下ろしで飲酒している描写があるので成人はしている模様。
前髪も両目が隠れる程に長いものの、よく見ると整った顔立ちの美青年だが、この作品においては身の危険しか生まない要素である。
18話の回想からフルネームは「ヨシダマモル」であることが判明している。
人物像
貧弱で気弱を自称するが、心根は優しい常識人で、性欲も人並みにはあるようである。
父から任された団地の管理人の仕事を意欲を持って務めようとするが、否応なしに事件に巻き込まれていく。
それでも、団地で起きた事件の解決に奔走していく等、気弱であってもそれを理由に逃げ出さない強さを持っている。
母親は現在行方不明らしい。
好きなものはドジうさポロリ。
活躍
高校卒業後、就職に失敗し引きこもっていたが、父が倒れたことで父がやっていた団地の管理人の代理をすることになる。
一方で、この団地には若い青年を襲う「女の変質者」が多数出没するという曰くつきの噂がある事から物凄く不安になる中、その住人であるワタナベやイチノセ、ミズタニがリビドークロスを纏って他の住人と団地への迷惑行為を働く姿を目の当たりにした。ワタナベやミズタニは機転を働かせてどうにか勝てたものの、イチノセには敗北を喫してしまう(ワタナベは警察に引き渡されたはずだが、どういう訳かリビドーグロスごと釈放されており、ミズタニについても、ローション塗れである為掃除に手間取ってしまう)。
第4話では火災報知器が点検できないサナモリの宅に向かうも、団地に出没するセールスレディカンザキに遭遇したせいで30万円を奪われる形で羽毛布団『ヘキサゴン』を買わされ、懐に手痛いダメージを負ってしまった。
第6話にてリビドークロスを装備したサカクラの前に大ピンチに陥るが、カンザキから共振石を破壊しリビドークロスを無効化できる商品「ボルタッククロー」を(10万円と引き換えに)購入しサカクラに逆転勝利。ようやく変態人妻たちへの対抗手段を手に入れる。
第8話でイカヤマに襲われていたカタギリを助けるが、カタギリが襲われる様子を酒の肴にしていたキリタニとヌマジリの不興を買ってしまい、バニシング排斥婦人会から狙われる事になる。
第9話ではバニシング排斥婦人会が住人を強制退去させる場面に遭遇。この時に自分の父親が入院することになった原因がバニシング排斥婦人会だと知る事になる。そして偶然だが「ボルタックアーム」を入手した。それ以降から婦人会と交戦状態になる。
第20話では共振石が稀に引き起こすせん妄症状により暴走暴走するツジサキにかつてこんな性格と外見の為男子にリンチされたり女子に辱められたりと壮絶ないじめを受けていたという過去を明かし、またいじめられると怯える彼女に対し「絶対にあなたを守る」と宣言、共振石を破壊しクロスの呪縛から解放した。
第24話ではアイゼンに自身の宝物であるドジうさポロリの人形を破壊された上に母親との思い出を侮辱された際には「貴様・・・!」と激怒した。
使用する技
ボルタックフィスト
ゴウダから直伝された技。ボルタッククローにボルタックアームが合わさることで放たれる正拳突き。ちなみに一度だけだがイカヤマとの戦う前の自主トレーニングで「ボルタックパンチ」という下位互換の技も使用している。
ボルタッククロー
装備のボルタッククローと同名の技。リビドークロスの「共振石」を掴んで破壊する技。ボルタックフィストを使えるようになるまではこれが決め技だった。
ボルタックチョップ
手刀で攻撃する技。劇中では主にイカヤマの触手を使用不能にするために使用。
ボルタッククェイク
地面を攻撃して土埃を発生させて相手の視界を奪う技。元はショウダが使用していた「ジャスティスクエイク」を参考に生み出した技。
ボルタックドリル
小さな部位に集中して攻撃する技。劇中では主にツジサキの乳首を攻撃するのに利用した。