18歳
じゅうはっさい
解説
多くの国では成年に達する年齢とされる。※日本でも2022年4月1日より成人年齢となった。
成人年齢になる以前から日本においてはいわゆる「青少年」を18歳未満と定義している場合が多い(各都道府県の青少年保護条例等)。
このため、ほとんどの場合アダルトゲームやエロ本は本年齢未満への販売・頒布が禁じられている。Pixivにおいても本年齢を境界とした閲覧制限が行われている(関連タグ参照)。
なお、アダルトゲームにおける攻略可能な登場人物(通常女性)はこの関係ですべて18歳以上である「ことになっている」。
この他、運転免許(大型自動二輪・大型特殊・普通・準中型)を取れるようになったり、男女ともにリアル嫁・婿をもらえるようになったりする。
さらに、中卒が減少している現在では進学と就職にもっとも大きく分かれる年齢でもあり、ここでどちらを選ぶかでその後の人生に大きく影響するため、「18歳は人生の大きな分岐点」、「本当の人生は18歳から始まる」と言っても過言ではない。
また2016年から選挙権年齢が引き下げられ18歳から投票が可能となった。
18歳以上の区切り
18歳は最も法制度上の区切りが多い。
18歳以上
大体がこれであり、純粋に誕生日を迎えていれば在学の有無関係なく容認される。
日本の法律における規制は全て年齢で線引きされている。
18歳以上・高校生不可
アルバイトなどに多い。
高校に在学している場合、18歳の誕生日を迎えても不可能。
3月31日までは高校に在籍しているので、卒業式を迎えても4月になるまではアウトである。
逆に中卒や高校中退といった高校に在学していない場合は、誕生日を迎えていればそのまま容認される。
留年や定時制・通信制で19歳以上の高校生についてどう扱うかは、意見が分かれるところである。
日本の法律において高校生かどうかで規制されているモノはなく全て自主規制である。
4月1日時点で18歳以上
年度上での区切りでこれが最も厳しい制限。
極稀に一部のアルバイトでもこれを設けているのもある。
これは18歳の誕生日を迎えても4月1日になるまではあらゆるものはアウト。
高校に在学の有無関係なく中卒でも18歳になってからその4月1日になるまでは容認されないのであるため、注意が必要である。
日本の法律において18歳になる年度の年度末を過ぎているかどうかで規制されているモノはなく全て自主規制である。
4月1日時点で18歳以上かつ高校生不可
同人誌即売会で見られる制限である。
成人向け刊行物は18歳の高校生はもちろんのこと、4月1日時点で17歳の高校生ではない者も買えないことが多い。
これは購入したものを下級生や17歳の同級生に見せる恐れがあるためとされている。
また学生証以外の身分証明書を出せば、高校生か否かの判断が難しいということもある。
この場合も留年や定時制・通信制で19歳以上の高校生はどう扱っていいのかは難しい所である。
あくまでも自主規制によるものであるため、主催者やサークル主の裁量によるところが大きい。
外部リンク
18歳選挙権※Wikipediaへのリンク