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「私はどんな色にでもなれるキュラソー。

前の自分より、今の自分の方が気分がいい……ただ、それだけよ」

CV:天海祐希

概要

黒の組織の幹部。組織のNo.2・ラムの腹心であり、情報収集のスペシャリスト。

純黒の悪夢』(以下『純黒』)の主題歌世界はあなたの色になるは、ある意味彼女自身を表しているとも言える。

任務遂行中に起こした事故の影響で記憶喪失に陥っていた時、コナンたち少年探偵団と出会い親しくなる。しかし、ある理由から組織に命を狙われることに。

登場は『純黒』のみだが、その悲劇的な運命や声を担当した天海氏の熱演などから、ファンの間でも人気が高い。

なお、映画公開まで「謎の女」として名前が伏せられていた。

人物

容姿

銀色のロングヘアーオッドアイ(左が、右目は虹彩強膜(白目の部分)が同じ色で透明に見える)が特徴。

スーパーモデル並みのプロポーションを持つ美人で、探偵団の面々からも絶賛されていた。

能力

生まれつき脳にある損傷により、高精度の記憶能力を持つ。(おそらくフォトグラフィックメモリーと思われる。)コードネームである『キュラソー』にちなんだ5色のプラカードを使うことで、膨大な量の情報を記憶することができる。

カードを使わずとも記憶力自体は相当なもので、元太が誤ってバラバラにしてしまったオセロの石を寸分違わず元の状態に戻している。

記憶を失ってからは、プラカードの5色に近い色を見ると激しい頭痛を起こすようになってしまう。

また身体能力も人間離れしており、ボクシングの達人である安室(降谷)と互角に渡り合った他、記憶喪失後にも不注意で観覧車乗り場から落下した元太を間一髪ほぼ無傷で助け出している。

ちなみに元太の体重は(原作の設定によれば)40kg。凄すぎである。

ダーツの腕前も高く、劇中では投げた矢の全てをダブルブルに命中させていた。

性格

記憶を失う前は、組織のメンバーの中でもかなり粗暴(はっきり言えば凶暴)な性格で、一般人の車両を平気でクラッシュさせたり、逃走中に立ちふさがった赤井に対し「轢き殺してやるよ!」と叫び躊躇なく実行に移そうとするなどしている。

一方で記憶喪失時には真逆の大人しい性格になり、多少戸惑いながらも元太たちと一緒にダーツオセロを楽しみ、笑顔を見せている。

過去

「組織にとって都合の悪い情報」を知ってしまったことでベルモットに口封じされかけるが、キュラソーの能力を重宝するラムの計らいにより難を逃れている。

後にラムも映像記憶能力(フォトグラフィックメモリー)を持つことが判明したことで、ファンの間では「自分と似た能力を持つために利用価値を見出した」「秘密主義のため表立って動けない自分の代わりにするため生かした」などの説が浮上している。

最期

終盤で記憶を取り戻し、一度は組織に戻ろうとしたが、探偵団の子供たちと過ごした時間を経て「今の自分の方が気分がいい」と組織を裏切る。このことでジンから裏切りを察知され、抹殺対象となってしまう。

途中で哀と遭遇し、彼女が幼児化したシェリーだと見抜くが、彼女を組織に連れ戻そうとはせず、その場から逃げるように促す。子供たちが観覧車に取り残されていることを知ると、ジンたちのオスプレイからの攻撃を自身に集中させるため、囮となって飛び出した。

最期は脱輪して転がり出した観覧車を止めるべく、腹部に鉄骨が刺さる重傷を負いながらも建設中エリアにあった重機で特攻。

「止まれぇぇぇぇーーーーーーーっ!!!」

何とか観覧車を止めるが、自身は操縦席ごと潰された上に(直前に彼女によって助けられていた灰原だけは観覧車の窓越しからキュラソーの最期を直接目撃している)爆発に巻き込まれ、身元の判別が不可能な遺体となって発見された。

子供たちからもらった白いイルカのキーホルダー(ダーツゲームの景品)を最後まで大切に持っており、ラストで彼女と同じように潰れてしまったそれをノックリストの記憶媒体かと疑う風見に、「記憶(memory)じゃない。思い出(memorial)だよ…。黒こげになっちまったけどな…」とコナンが呟いている。

エピローグでは当然真相を知らないままである光彦達には「元の居場所に帰った」と認識されている。

彼女の死によって、『黒鉄の魚影』ではラムの側近の立場にはピンガが就くことになる。

関連項目

名探偵コナン 劇場版名探偵コナン 純黒の悪夢 黒の組織

江戸川コナン 安室透 赤井秀一 灰原哀 風見裕也 ジン ベルモット ラム

少年探偵団 FBI 公安 オッドアイ 記憶喪失

悲劇のヒロイン

トヨタ・マークII…とばっちりで黒色のやつが1台お亡くなりになった。

アイリッシュ原佳明ピンガ…同じく劇場版限定の黒の組織メンバー

特にアイリッシュには「死んでほしくなかった、原作にも出てほしかった」とファンから惜しまれているところが共通している。

塩狩峠三浦綾子の小説。機関車の連結が外れて峠を逆走、暴走する客車を、物語の主人公が自らを犠牲にして食い止めた所が共通している。

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