CV :幹本雄之、福原耕平(OVA版)、梁田清之(聖闘士星矢Ω)
概要
原作および旧作アニメでの設定
大熊座の青銅聖闘士。
15歳で生身の体格と力は青銅聖闘士中で一番であり、一番の長身。
修行地のカナダでは熊を殺しまくったと豪語するほど。
だが銀河戦争でペガサス星矢にあっさり両腕を折られて倒されてからはあまり出番がなく
だいたい他の二軍メンバーと一緒に登場する。
しかしハーデス戦の終盤には他の聖闘士とともに星華を守っている。
必殺技はその怪力で相手を絞め殺すハンギングベアー。
Ωにおいての設定
既に聖闘士を引退、パライストラで教員に専念しているが
体格は若い頃と同様、筋肉隆々である。
なかなか言う事を聞かないイマドキの子な生徒達に手を焼きつつも、
掟にこだわりすぎることなく柔軟な対応をしており、
自分が立ち会いを引き受ける形で決闘させ、ついでにユナを吹っ切れさせるなど、
男気があり生徒のコントロールも上手い良い教師となっている。
また、どうしても自分たちの世代の感覚にこだわりがちなゲオルゲスとは対照的に、
新世代の感覚はそれとして認める理解も持っている。
一方で、仲間を蹴落とすような行動に出る生徒には厳しく対応し教員らしいけじめもつけている。
星矢達のことは今も尊敬しているようである。
ただし、光牙がペガサスを継いだ経緯を沙織から知らされておらず、
彼が初めて聖衣を着装したのを見て驚いていた。
このため、現在の事情からはやや蚊帳の外なようである。
このように旧作登場キャラの中ではかなりの「大人の常識人」ポジションとして描かれ、
作中の扱いはえらく良くなっており、同期の聖闘士かつ旧作ではほぼ同ポジションのサブキャラだった市との差が凄まじい事になっている。
ただし7話で光牙に星矢とのことを聞かれた時に、星矢を誉めつつも
銀河戦争で自身が敗北した際に居合わせた同期の青銅聖闘士達にボロカスに
酷評されていたことは黙っていたあたり微妙に見栄があったのかもしれない。
9話でパライストラが火星士達に占拠された際は彼らへの従属を拒否して
闇の小宇宙で動きが妨害される中にもかかわらず生身で戦い、光牙・栄斗・ユナ・龍峰・蒼摩を崩れゆくパライストラから脱出させたが
自らは捕えられ、バベルの塔の中の氷柱の様な物体の中に他の生徒達とともに閉じ込められていた。