スペック
機体名 | セイバリオン |
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番号 | RZ-062 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ライオン型 |
全長 | 8.5mm |
全高 | 6.0m |
重量 | 14.5t |
最高速度 | 255.0km/h |
乗員人数 | 1名 |
装備 |
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武装 |
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概要
ヘリック共和国軍が鉄竜騎兵団の機体を参考に開発したライオン型SSゾイド(超小型機)。
超小型機ゆえに小回りが効き、運動性能も抜群でそれを生かした格闘戦が得意で格闘力においてはガンタイガーを上回る。ただし防御力は犠牲になっているがそれを機動力を補っている(要するに当たらなければどうと言う事は無い)。また、機体サイズから対ゾイド用の火器を装備するとスピードと機動性が犠牲になり、被弾する可能性を上げるからか、火器を装備していない。ライバル機であるガンタイガーとは対照的なコンセプトになっている。
複数のブレードで突貫するという武装コンセプトはライガーゼロシュナイダーに近い。また、本機の格闘装備は全て超振動を発生させて攻撃力を上げる物になっている。
しかし、ヘリック共和国が滅亡し、鉄竜騎兵団により建国したネオゼネバス帝国によって追い詰められた共和国軍はより低コストな量産ゾイドとしてブロックスゾイドを主力小型量産機に採用し、セイバリオンは十分な性能を持ちながら非常に配備数の少ない幻のゾイドとなってしまった。
活躍
ZAC2101年12月に鉄竜騎兵団の侵攻でヘリックシティが陥落寸前に陥った際に完成したばかりの試作1号機がトミー・パリス大尉をパイロットにルイーズ大統領の脱出と言う責任重大な任務を任せられた。これは小型なセイバリオンならば追手の裏をかけるという目論見による判断であったからだ。その為、腹部には人が一人隠れられるスペースが確保された。
脱出の道中ダークスパイナーやバーサークフューラーなどのヤバい敵に囲まれながらもそれを突破するも最悪な敵であるライガーゼロイクスとガンタイガーに捕捉されてしまう。
だが、大統領を守り抜きたいと言う強い決意を秘めたパリスのセイバリオンは負けずにハイフリークエンシブレードでイクスの足を叩き切り、そのままヘリックシティからの脱出に成功した。しかし、その際に隠し部屋のハッチが開いてしまいルイーズ大統領の姿は消えてしまっていた・・・。
つまり、本機は共和国の崩壊を象徴するゾイドとも言える。