割り箸

わりばし

割り箸は、使い捨ての箸である。御手元（おてもと）と言う事がある。

概要

外食した時、よく使うのがこの割り箸であるコンビニやスーパーなどでお弁当を買ってもよく付いてくる。非常に歴史の古い「使い捨て」の道具で、衛生的であり、水洗いの手間と資源が省ける「エコ」な日用品である。

小学生の夏休みの工作の友。お盆にナスとキュウリを牛と馬にメタモルフォーゼさせるのにも使う。

多くは木製だが、竹材が利用される事もある。国産の割り箸は間伐材（林業において成長が悪く間引いた木を木材として再利用したもの）を用いたものが多く、「SDGs」の一環として利用が奨励（山村の活性化や森林の整備の促進につながり、ひいては地球温暖化防止につながるという理由）されることがある。輸入材が安かった時代には、太い木材をわざわざ細く割って加工していたこともあったが、「森林破壊」と目くじらを立てるほどのものでもない。

割るときは、肘が隣の人に当たらないよう上下に割るのがマナー。

加工によって等級があり、単純に先細りの板状に成形した後切り込みを入れただけの廉価品から、後端のみ残して丸く成形した高級品まである。

木材の質が悪いと歪に割れやすく、持ちにくくなる。特に酷いものは割る前からバリが付いている。