概要
林業において一本一本の木を太く育てるために混み合った樹木を間引く作業。
このとき伐採された木材(間伐材)は割り箸のような端材加工品にされるか、パルプ(紙製品やセロファンなどの原料)などに加工されムダにしないが、木材価格が安かった時代(1980〜2000年代)にはわざわざ手間をかけて搬出してもコスト的にひきあわなかったため、林内に放置されることも多かった。現在は輸入材の価格が高騰し、国産スギなどの合板や集成材の需要が高くなっているため、間伐材といえども引き合いが高く、林業事業者にとって重要な収益源となっている。