概要
『SSSS.GRIDMAN』の登場人物である響裕太と宝多六花のカップリングタグ。
裕太側の好意が初めて明かされたのはボイスドラマ第3.3回で、裕太は(なみことはっすに強要された形ではあるものの)「(六花と)付き合えるなら付き合いたい」と発言している。
続く本編第4回では大学生ユーチューバーと合コンすることになった六花を尾行し、彼女を見失ったことであらぬ不安に駆られ、グリッドマンやマックスに心配されるなど、彼女への恋愛感情を自覚する過程が描かれた。
記憶喪失中の裕太にとって六花は最初に出会った人であり、いろいろと世話を焼いてくれた美人であるので、恋愛感情かはともかくとして彼女に最初から好意を持つのは別段不思議でもないだろう。
一方の六花は、裕太が記憶を失う前に「何かがあった」ことを示唆しているが(鼻歌を歌っていたため、何かしら機嫌が良かったことはほぼ間違いないと思われる)、少なくとも第1回以前では「球技大会のとき二人きりになって会話をした」こと以外、裕太に対してこれといった印象を抱いていなかった模様。裕太が勇気を出して六花を誘っても空振りに終わっている。
鈍感主人公やハーレムものが主流を成すこの時世に、90年代のスタンダードだった「魅力的な鈍感ヒロインに振り回される主人公」という図式を復刻させた割と珍しいパターンといえる。
ボイスドラマ10.10回では裕太の奥手な部分もあってか、それ以降デートに誘っていないことが判明している。
以下、ネタバレ
第11回で記憶喪失以降の裕太の精神は彼に憑依していたグリッドマンの精神(グリッドマン曰くこの状態の裕太は眠っている)だったことが判明したが、最終話で六花への想い自体は裕太自身のものだとグリッドマンが告白。それを聞いて六花は赤面していたが、六花は裕太が自身に想いを寄せていたことに気づいていた可能性があり、教室で裕太が六花と目があって赤面する姿を回想していた。
またグリッドマンが裕太に宿った理由として、最終話での六花の回想シーンで教室にいる皆がアカネに視線を向ける中、ただ一人裕太は六花に視線を向けていたことから、裕太が「アカネの設定から逸脱するほどの六花への好意」を持っていたからではないかと推測される。
そうだとすれば、あの世界を救うことになったそもそものきっかけは裕太の恋心だったのではないだろうか。
※なお、本編は上記の回想シーンで終わっているが、監督の雨宮哲氏曰く、本来はもう少し付け足す予定であったが、脚本の長谷川圭一氏に「それ以上は野暮だよ」と言われて止めたとのこと。
ボイスドラマ第9.99999999回では裕太と六花が初めて二人きりで会話した球技大会の日の出来事に触れられており、このとき六花に恋心を抱いたことが裕太の口から語られる。
本編最終回後の内海との会話において、裕太をどう思っているか問われた六花。最初ははぐらかすような受け答えで躱そうとしていたものの、見かねた内海の「キープなのか」という問いに対しては「キープじゃないし、違うし」と慌てながらも即答し、しどろもどろになっていた。
このことから、どうやら六花としては答えは出ているようである。(六花の性格上、興味が無かったり嫌いなものに対してはそっけない態度を取りがちと考えると…)
その後すぐにとある少女に瓜二つな少女を見つけたため、この話はそこで終わっている。
そして月日は流れ二年生に進級した裕太は六花に告白することを決意する
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関連タグ
グリッドマンユニバース
以下、ネタバレ注意
本編冒頭、裕太は内海の助言もあり学祭の終わりに六花へ告白することを決意する。
しかし、怪獣の出現や六花に大学生の彼氏ができたという噂もあり、なかなか二人の関係が進展することはなかった。
そして本編ラスト、後夜祭の場面にて裕太は六花を呼び出して二人きりとなる。
そこで「一年の時からずっと六花のことが好きでした。」とようやく裕太は自分の想いを伝えたが、それに対して「遅いよねー…」と返す六花。
落ち込む裕太だったが彼女は「でも……時間かかって良かったよ…私も裕太を好きになれたから…」と今までの戦いの中で気持ちが整理できたことを話した。
「俺と付き合って下さい」と遅くなった裕太の告白に対して六花の返事は……
「はい…お願いします……」
真の関連タグ
グリッドマンユニバース 入場者特典ボイスドラマ「アクセプターは鳴らない」
グリッドマンユニバースの後日談を描いたボイスドラマ。
晴れて六花と付き合うことになった裕太。
彼女を喜ばせようと思いサプライズでスパデートを計画するが、予想が外れ六花は不機嫌になり先に帰ってしまう。
困り果てた裕太は別次元にいる恋愛の先輩に電話で相談したところ、2代目のおかげであっさりこちらの世界にやってきた蓬と夢芽にダメ出しされる。
夢芽からのアドバイスで「ちゃんと2人で喧嘩した方がいい」ということになり、六花に電話したところまだ施設内にいることが判明。
合流した2人はお互いの嫌なところを言い合うことになるが、六花は強いて挙げたであろう些細なことしか思い浮かばず、
裕太は逆に声が響くテラスで愛の告白を叫びつつ、これから六花の嫌なところを少しずつ知りたいことを伝える。
気持ちを確かめ合い仲直りをした2人を見届け蓬と夢芽は退散し、裕太と六花はデートを続行するのであった。
ちなみに裕太の部屋にエアガンもといガスガンが置いてあることを知っているところから、六花は既に裕太の部屋に行ったことがある模様。
また特典のイラストは別れ際に夢芽が言っていたイルミデートの様子だと思われる。