概要
日本やその文化及び日本人に対する敵対・憎悪・差別・反発・反感などといった否定的な感情や思想の事を指し、それに基づいた行為やそれを行っている者達に対する呼称にも使われる。
また、レッテル貼りにも使われる事がある。
主に外国・外国人に対して使われるが、日本人に対して使われることもある。
pixivにおける扱い
pixivでは昼夜問わず、日本を中心に世界中からユーザーの作品、イラスト、うごイラ、漫画、小説などが投稿され、描かれる内容も表現方法や題材の切り取り方など多義に渡り、これらは一般的には「表現の自由」に守られて投稿されている。
政治と反日
その中で、政治や思想を題材にした作品群も一ジャンルとして存在しており、過去および現在の政治や思想等を参照した時事ネタや風刺画など様々であり、その中で「反日」という単語は上記にも記したように「日本を侮辱する行為」を連想させる単語であり、ネタにする際にはそれなりの扱い方に注意する必要がある。
タグの登録
作品内容が反日的思想を持つ、あるいはそのようなレッテルを貼り付けたい人物を描いた際に「反日」という単語を検索ワードとして登録される場合もあるが、作品内容が反日的であるとされると「反日的な作家」として検索ワードを登録される場合があり、それにより作品を発表したユーザーが炎上したり、場合によっては作者が退会に追い込まれたり煽った側がアカウント停止となるケースも珍しくなく一騒動に繋がる恐れがある。
問題点
作品の発表に関しては、日本国においてはどのような思想を持ち、それを表現するかは憲法で守られた「思想の自由」および「表現の自由」であるとみなされ、発表した個人および団体を誹謗中傷する理由にはならないものも、作品の内容によって閲覧した人達がどのような捉え方をして感想や指摘を述べるかも「表現の自由」および「思想の自由」である以上、発表したユーザー自身も起きた事象についての道徳的な責任は存在し、「反日」に限らず、政治や思想を題材にした作品の扱い方は非常に難しく慎重にならざるを得ないのは誰の目にも明らかであり、作品を発表する際は例え表現の自由で守られているとは言えど、その自由の裏には「表現に対する責任」が発生する事を留意し自覚した上での行動が望まれる。
余談
韓国では非国民や売国奴の意味で「親日派」という言葉が使われており、2021年の大統領選挙で「親日フレーム」と呼ばれるレッテル貼りが行われていた。
中央日報によると2000年代半ば以降の大統領選挙の局面などでこうした傾向が強まったらしい。
また、韓国だと「日本で言う親日(派)は、知日派(チニルパ)と呼んでいる」らしいのだが、知日派と言われる駐日大使が「責任のある日本側が、『カネですべての問題を解決した』というような発言をしたことから、世論が大きく悪化して状況が変わった」と発言したようで、この事から日本と韓国で「知日派」と言う言葉に対する認識の違いがあると考えられる。しかし少なくとも韓国が「知日派(チニルパ)」と呼ぶものが「日本で言う親日(派)」でない事は間違いない。
(慰安婦問題日韓合意による日本の支払いは日本と韓国が互いに合意したからこそであり、合意した後からそれを関係悪化の原因にするのは無理がある)
アメリカ合衆国では1980年代の「集中豪雨的輸出」による反日感情が社会問題化し、この時は「ジャパンバッシング(日本叩き)」と呼ばれた。