メドゥーサ(セイバー)
めどぅーさ
プロフィール
概要
『Fate/Grand Order』に登場するセイバークラスのサーヴァント。レアリティは☆5。
奏章Ⅰ『虚数羅針内界ペーパームーン』で登場した後、直後のイベント『ミスティックアイズ・シンフォニー』にて実装される。
人物
カルデアに記録されているライダーの方のメドゥーサよりもやや若い姿(ライダークラスとランサークラスの方の中間と言うべきか)で、敬語口調だった双方と比べ、飾らない女性口調で話すのも特徴。
普段は現代風のスポーティな衣装に身を包み、ライダーの方と同じく石化の魔眼をサングラスで隠している。
本来はもっと後年である「怪物達の母」としての側面が最も強い姿らしく、それらと敵対したギリシャの英傑たちにも、気にする素振りのない他の年代と違って悉く嫌悪感を抱いている。
霊基再臨をすると、戦女神のような神々しい衣装に身を包み、短剣『クリューサーオール』と盾(おそらくアイギスと思われる)を装備する。また、精神的にも若干成長しているらしく、口調もライダー時同様に敬語になっている。自身と因縁深い女神アテナの要素も取り入れられている為、本人としてはこの姿になるのは不本意である様子。
能力
アテナの要素が混じっているため、他霊基と比べても戦闘力が段違いに上がっている。
モーション中では、短剣でのスピーディーかつ多角的な斬撃を主体としつつ、刀身に魔力を纏わせたり、キュベレイから魔法陣と共に衝撃波を放射したり、ライダー時同様の足技を駆使する。
エクストラアタックでは、エキドナを召喚して全身の蛇や額の目から光線を放たせる。
第2再臨以降では、黄金の剣撃やシールドバッシュの他に、黄金剣を振るってヒュドラの如き光の散弾を発射したり、ケルベロスやエトンを召喚して襲わせたり、敵の背後からキマイラにビームを放たせたり、スキュレーのタコ足を地面から出現させた後に神気を込めた光線を放射したりする。
保有スキル
対魔力(A) | セイバーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、傷をつける事は不可能。 |
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騎乗(A) | セイバーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。Aランクであれば、幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を乗りこなす事が可能となる。なお、セイバークラスの彼女は『騎英の手綱』を保持していない。 |
神性(D−) | 神霊適性を持つかどうか。ライダー時よりも高ランク。 |
自己封印・暗黒神殿(B) | ブレーカー・ゴルゴーン。後述する通り本来は宝具。 |
魔の血脈(A) | 詳細不明。魔獣達の祖としての逸話に由来すると思われる。 |
因子捕食(戦女神)(EX) | このメドゥーサは戦女神のような印象のある盾や鎧兜を身に着けている。詳細は定かではないが、これは他のクラスのメドゥーサが不死殺しの鎌を身に着けている事があるのと同様に、何らかの能力で『自らの死因に近い要素』を取り込んだ結果ではないかとカルデアでは分析されている。ゲーム上では、自身に無敵と弱体無効を付与する効果を発揮。 |
宝具
怪物の黄金剣(クリューサーオール)
- ランク:A
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1〜40
- 最大補足:200人
「目を逸らしても、いい。」
「我が血より天馬と共に産まれし者よ……剣持ちて怪物の父たる者よ。其は神を呪う我らを継承する光。我が魔眼にて汝を祝福する。『怪物の黄金剣(クリューサーオール)』!!」
「怪物の真価を。」
「『怪物の黄金剣(クリューサーオール)』――脈動せよ。その光は怪物を産む坩堝。魔の血脈を継いだ証左。母たる私が見届ける。極限解放、『石化の魔眼(キュベレイ)』!!」
それは死したメドゥーサの血から現れ、産まれたときから黄金剣を握っていたという存在―――数多の魔獣の祖となった「怪物の父」の名である。
その力が宿った、あるいは「そのもの」である黄金剣の真名解放が為された場合、斬撃にすら「怪物の父」の属性が乗る。すなわちこの剣の真価は「怪物を産む斬撃」「怪物である斬撃」である。
一振りごとに黄金の光で形作られた怪物(エキドナ、ケルベロスなど)が剣から産み出されるようになり、それらは黄金剣を父とする生物のように従順に命令を聞き、あるいは自律的に敵を襲う。
その黄金の怪物たちは時間経過で霧散していくが、彼らは剣閃でもあるため、任意のタイミングで黄金の魔力斬撃の形に戻ることが可能である。
自己封印・暗黒神殿(ブレーカー・ゴルゴーン)
- ランク:B
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大補足:不明
ライダー時と同名の宝具、ランクはより高くなっている。
悪夢を見せ、さらに「封じる」方向性を持つ結界。自らの魔眼を封じる枷としても利用される。
ライダークラスの眼隠しの代わりに、セイバーの彼女はサングラス、もしくは兜の目庇部分に展開している。
関連人物
自分よりも成熟していると認めつつ、それはそれであちらに劣るつもりはないと対抗意識を燃やしている。また、向こうにはペガサスの世話を任せて、自分はクリューサーオールを担当と、子供の世話を分担している。
幼い頃の自分。良い子過ぎるのでもう少しやさぐれても良いのではと思っている。また、あちらが武器として使っているのが、自分の首を斬った武器なので、扱いに気を付けるよう注意している。
やっぱり苦手意識を持っているようで、向こうから『アテナじみた装備で格好付けている』とイジられている。因みに、下姉様の方はメドゥーサのクラスがセイバーである事を知って『素敵じゃない。まるで私におしおきされる為に出てきたみたいね?』と、上姉様とライダーの方の自分のように、(特攻対象ではないとは言え)別の意味で天敵となっている。
ライダーの方及びペーパームーンで自分と契約したマスターを依代にしているサーヴァント。やはり気になるようで視線を外す事が出来ない様子。
自分の息子にあたるゲーリュオーンを殺した相手なので、思いっきり殺意を抱いている。
ポセイドンによって運命を狂わされた者同士という事で気が合うらしく、よくポセイドンの悪口を言い合っているらしい。
元は人間の姿だったスキュラを海神グラウコスに頼まれ怪物の姿に変えたため嫌っており、マイルームで会った際も殺意の籠った眼で睨みつけ問いただしていた。
なお、(イメージの中ではあるが)本人は『何だよー、私がちょっかいをかけたスキュラは同じ名前の別人かもしれないだろー。推定無罪を要求するー!』と開き直っていた。
アテナ臭い事と、後述のキルケーに寵愛されていた為か『(自分の子孫にあたる)スキュラに近付いたのだから彼女に襲われたのは自業自得だ』と、ヘラクレス程ではないが嫌っている。
同じく魔獣を使役して戦うサーヴァント。
余談
メドゥーサの派生クラスで初の星5のクラスとなっている。
また『桜が召喚したセイバー』という事から、『真・桜セイバー』と言われる事も。
嫌いな物がライダー時と同じであるが、この中でエメラルドを嫌っている理由は、『蛇がエメラルドを凝視すると目が見えなくなる』と言う言い伝えが由来であると思われる。