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プロフィール編集

真名メドゥーサ(+アテナ
クラスセイバー
性別女性
身長160cm
体重52kg
出典ギリシャ神話
地域ギリシャ、形のない島
属性混沌・中庸・地
好きなもの図書館
嫌いなもの鏡(第1再臨)、鏡、エメラルド、海藻(第2、3再臨)
ILLUSTホトソウカ
CV浅川悠

なぜかライダークラスの彼女より若く見える。


概要編集

Fate/Grand Order』に登場するセイバークラスサーヴァント。レアリティは☆5。

奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』において敵側のサーヴァントとして先行登場した後に、直後のイベント『ミスティックアイズ・シンフォニー』にてプレイアブル実装される。


人物編集

カルデアに記録されているライダーの方よりもやや若い姿(ライダークラスとランサークラスの方の中間と言うべきか)で、敬語口調だった双方と比べ、飾らない女性口調で話すのも特徴。


普段は現代風のスポーティな衣装に身を包み、ライダーの方と同じく石化の魔眼をサングラスで隠している。本来はもっと後年である「怪物達の母」としての側面が最も強い姿らしく、それらと敵対したギリシャの英傑にも、気にする素振りのない他の年代と違って悉く嫌悪感を抱いている。

声色は姉二人に近しくなっており、ライダー版同様に読書を好み、騒々しい雰囲気を好まない。


そして霊基再臨をすると、戦女神のような神々しい衣装に身を包み、我が子のように大切にしている短剣『クリューサーオール』と盾(おそらくアイギスと思われる)を装備する。ただし、盾の技量そのものではシールダー適正もあるレオニダスに軍配が上がるとのこと。


また、この姿では精神的にも若干成長しているらしく、口調もライダー時同様に敬語になっている。自身と因縁深い女神アテナの要素も取り入れられている為、本人としてはこの姿になるのは不本意な様子。この姿の彼女は基本的にはマスターの命令に対して従順な一方で、怪物たちに見限られないようにマスターに警告を促すなど母性的な一面も強調される。幸いにもメドゥーサとクリューサーオールにはその心配はない……尤も、これもマスターの態度次第のようだが。


聖杯に対しては神の息が掛かっているものならば、関わるのを避けるスタンス。


能力編集

アテナの要素が混じっているため、他霊基と比べても戦闘力が段違いに上がっている(アテナの要素が交じった事に対し、喩えとして牛を飲み込んで体の形が変形した蛇を用いている)。


モーション中では、短剣でのスピーディーかつ多角的な斬撃を主体としつつ、刀身に魔力を纏わせたり、キュベレイから魔法陣と共に衝撃波を放射したり、ライダー時同様の足技を駆使する。

エクストラアタックでは、エキドナを召喚して全身の蛇や額の目から光線を放たせる。


第2再臨以降では、黄金の剣撃やシールドバッシュの他に、黄金剣を振るってヒュドラの如き光の散弾を発射する、ケルベロスやエトンを召喚して襲わせる、敵の背後からキマイラにビームを放たせる、スキュラのタコ足を地面から出現させた後に神気を込めた光線を放射するなどしている。


なお、ケルベロスはアドベンチャーパートやメドゥーサのモーションでは一般に想像される三つ首の犬の姿をしているが、戦闘用のグラフィックでは第2部5章で登場した姿がベースとなっている。


ステータス編集

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
サクラA+CCAEA
藤丸立香A+CCAEA

ライダーのメデューサと比べると筋力と魔力が上がっているが、敏捷は大幅に下がっている。


保有スキル編集

対魔力(A)魔術への耐性を得る能力。Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、傷を付ける事は不可能。
騎乗(A)幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操ることができる。なおセイバークラスの彼女は『騎英の手綱』を保持していない。
神性(D−)神霊としての適性の有無。アテナの要素が混じった影響からか、ライダー時よりもランクが上がっている(ライダー時はE−ランクである)。
自己封印・暗黒神殿(B)ブレーカー・ゴルゴーン。後述する通り本来は宝具。悪夢を見せ、さらに「封じる」方向性を持つ結界。自らの魔眼を封じる枷としても利用される。ライダークラスの眼隠しの代わりに、セイバーの彼女はサングラス、もしくは兜の目庇部分に展開している。
魔の血脈(A)詳細不明。魔獣達の祖としての逸話に由来すると思われる。
因子捕食(戦女神)(EX)このメドゥーサは戦女神のような印象のある盾や鎧兜を身に着けている。詳細は定かではないが、これは他のクラスのメドゥーサが不死殺しの鎌を身に着けていることがあるのと同様に、何らかの能力で『自らの死因に近い要素』を取り込んだ結果ではないかとカルデアでは分析されている。

宝具編集

怪物の黄金剣(クリューサーオール)編集

  • ランク:A
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:1~40
  • 最大補足:200人


「目を逸らしても、良い。」

「我が血より天馬と共に産まれし者よ……剣持ちて怪物の父たる者よ。其は神を呪う我らを継承する光。我が魔眼にて汝を祝福する!『怪物の黄金剣(クリューサーオール)』!!」


「怪物の真価を。」

『怪物の黄金剣(クリューサーオール)』――脈動せよ。その光は怪物を産む坩堝。魔の血脈を継いだ証左。母たる私が見届ける。極限解放……『石化の魔眼(キュベレイ)』!!」


それは死したメドゥーサの身体の血から現れ、産まれたときから黄金剣を握っていたという存在――数多の魔獣の祖となった「怪物の父」の名である。そのクリューサーオールの力が宿った、あるいは「そのもの」である黄金剣の真名解放が為された場合、斬撃にすら「怪物の父」の属性が乗る。すなわちこの剣の真価は「怪物を産む斬撃」「怪物である斬撃」である。


一振りごとに黄金の光で形作られた怪物(エキドナ、ケルベロスなど)が剣から産み出されるようになり、それらは黄金剣を父とする生物のように従順に命令を聞き、あるいは自律的に敵を襲う。その黄金の怪物たちは時間経過で霧散していくが、彼らは怪物であると同時に引き続き剣閃でもあるため、任意のタイミングで黄金の魔力斬撃の形に戻ることが可能である。


ゲーム中では、黄金の甲冑に身を包んだゲーリュオーンと共に大型化した剣で斬撃を繰り出す。


なお、存在自体はゴルゴーンの絆礼装にて既に語られていた。


黄金剣はエドマンド・スペンサーの『妖精の騎士』に登場する『クリセイオー』の剣の元ネタと思われる(表記もChrysaorで全く同じであり、該当作でもギリシャの主神ゼウスの武装とされた)。

マイルームでは、ブリトマートからもこの点を指摘されており、疑問に思っている。


自己封印・暗黒神殿(ブレーカー・ゴルゴーン)編集


ライダー時と同名の宝具。スキルとしてのランクはBだが宝具としてのランクは現状不明(ライダー時はC−)。

悪夢を見せ、さらに「封じる」方向性を持つ結界。自らの魔眼を封じる枷としても利用される。

ライダークラスの眼隠しの代わりに、サングラス、もしくは兜の目庇部分に展開している。



関連人物編集

生前編集

ステンノエウリュアレ

説明不要の実の姉2人。やっぱり苦手意識を持っているようで、向こうから『アテナじみた装備で格好付けている』とイジられている。因みに、下姉様の方はメドゥーサのクラスがセイバーである事を知って『素敵じゃない。まるでにおしおきされる為に出てきたみたいね?』と、上姉様とライダーの方の自分のように、(特攻対象ではないとは言え)別の意味で天敵となっている。


ペガサスクリューサーオールゲーリュオーンエキドナオルトロスケルベロスキマイラヒュドラカルキノスラードーンエトンネメアの獅子スフィンクススキュラ

実の息子や子孫達である魔獣。全員深く愛しており、彼らを殺した英雄には敵意を向ける。

この内何体かはモーション中で宝具によってコピー体を召喚し、共に戦っている。


ペルセウス

完全な怪物となった自身を討伐した因縁深い英雄。

この姿でもやはり怨んでいる事が、2024年バレンタインイベントで明かされた。


アンドロメダ

上記のペルセウスの妻。彼女自身に何がされた訳ではないので恨み自体はないのだが、やはり自分を殺した相手の妻と言う事から塩対応気味であった。2024年のバレンタインイベントでは惚気るアンドロメダに聞こえるように舌打ちしたり(しかもダ・ヴィンチの影に隠れて)、彼女のチョコ受け取りイベントで『マスターにチョコを渡す場合、パートナーがいる者は恋愛要素を出さないようにする事、もしそう判断された場合は八つ裂き』と言う物騒すぎる嘘をついていた。


アテナ

自身に呪いをかけた一柱である戦の女神。

癪ではあるが、霊基に宿る彼女の力を用いて戦っている。


Fate/Grand Order編集

ライダーの自分

最もポピュラーな自分。自分よりも肉体・精神共に成熟していると認めつつ、それはそれであちらに劣るつもりはないと対抗意識を燃やしている。また2体の息子の内、向こうにはペガサスの世話を任せて、自分はクリューサーオールを担当と、子供の世話を分担している


ランサーの自分

幼い頃の自分。良い子過ぎるのでもう少しやさぐれても良いのではと思っている。また、あちらが武器として使っているのが、自分の首を斬った武器なので、扱いに気を付けるよう注意している。

また、イベントで始めて遭遇した際は立ち振る舞いの可愛いらしさにキャラ崩壊を起こし木の洞に絶叫する奇行に走った。幼い頃の自分も守備範囲とは流石はメドゥーサと言ったところか……


アヴェンジャーの自分

怪物に堕ちた自分。本記事のメドゥーサは怪物たちの祖という属性が前面に出ているが、何の因果か彼女も第1部7章において怪物たちの祖としての役を背負わされていたりする。


パールヴァティー

ライダーの自分のマスターを依代とする擬似サーヴァント。

との関係でやはり気になるようで、視線を外す事が出来ない様子。


藤丸立香

カルデアで契約したマスター。

絆を深めると「怪物の母」としての側面からか、母性のようなものを向けてくる。

なお、ストーリー中では彼/彼女がメドゥーサの残した宝具を使用する場面も。


ヘラクレス

自分の息子にあたるゲーリュオーンを殺した相手なので、思いっきり殺意を抱いている。

この他にもエトン、ヒュドラ、ラードーン、カルキノス、ゲーリュオーン、オルトロスなどが殺されており、怪物キラーとも言える彼はメドゥーサにとってはかなり相性が悪いと言える。ケルベロスに至っては試練達成の為に地上を連れ回される羽目に(事前にハデスの許可を得てはいるが)。


カイニス

ポセイドンによって運命を狂わされた者同士という事で気が合うらしく、よくポセイドンの悪口を言い合っているらしい。因縁のある神の力を借り受けて戦っている点が共通している。


アスクレピオス

此方のメドゥーサは彼自身が完成を目指している不死薬に必要な血に加えて『アテナの因子』という材料まで持っているため、ある意味鴨が葱を背負ってやってきたような存在。

幸い(?)にも今のところは絡みはないようだが……メドゥーサ逃げてー!!


鈴鹿御前

セイバークラスのイマドキ女子風サーヴァント繋がり。

食堂で恋バナをする関係だが、他人に知られたくないようで、問い詰められると全力否定する。


レオニダス一世

大盾を使って戦う、ランサー適正持ちサーヴァント繋がり。

技量は自身より上だとしつつも、技術を盗んでみるのも悪くないと言っている。


バーヴァン・シー

カルデアでの初対面時に、靴マニアの彼女に足回りを気に入られた。

そして、このことが『ミスティックアイズ・シンフォニー』の発端となった。


キルケー

元は人間の姿だった自身のひ孫、スキュラを海神グラウコスに頼まれ(+私怨で)怪物の姿に変えたため嫌っており、マイルームで会った際も殺意の籠った眼で睨みつけ問いただしていた。

なお(イメージの中ではあるが)当のキルケー本人は『何だよー、私がちょっかいをかけたスキュラは同じ名前の別人かもしれないだろー。推定無罪を要求するー!』と開き直っていた。

彼女がエクストラアタックで召喚する魔獣は恐らくスキュラであると思われる。


オデュッセウス

アテナ臭い事と、後述のキルケーに寵愛されていた為か『(自分の子孫にあたる)スキュラに近付いたのだから彼女に襲われたのは自業自得だ』と、ヘラクレス程ではないが嫌っている。

こちらもまた、アテナに纏わる力を持つ(オデュッセウスの場合はアイギス)。


闇のコヤンスカヤ

同じく生み出した魔獣を使役して戦うサーヴァント。

こちらは魔獣を「子供」というよりも「眷属」として扱っている。


余談編集

メドゥーサの派生クラスで初の☆5のクラスとなっている。

また「桜のパートナー」である事から「真・桜セイバー」と言われる事も。

彼女の実装をもって浅川女史は三大騎士クラスをコンプリートすることとなった。


嫌いな物がライダー時と同じであるが、この中でエメラルドを嫌っている理由は『蛇がエメラルドを凝視すると目が見えなくなる』と言う言い伝えが由来であると思われる。


逸話の元ネタであるクリュサオルは兄貴であるペガサスと比べると知名度は大きく劣るが、『聖闘士星矢』などでコアなマニアには知られたモンスターであった。そちらではインド洋を守る海将軍クリシュナの鱗衣のモチーフとされた(ギリシャ神話にインド神話が混成するわけのわからない事になっているが、本記事のメドゥーサが初登場した章も似たような事になっている)。


関連イラスト編集

第一再臨

メドゥーサセイバー・・・・・・・・・・・・剣メドゥーサ


第二再臨

メドゥーサリクエスト


第三再臨

メドゥーサ セイバー384


関連タグ編集

Fate/GrandOrder サーヴァント セイバー(Fate)

ライダー(Fate/staynight) メドゥーサ(ランサー) ゴルゴーン(Fate)

クリュサオル

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