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ベムラー(ウルトラ怪獣擬人化計画)の編集履歴

2023-07-16 18:13:32 バージョン

ベムラー(ウルトラ怪獣擬人化計画)

ぎじんかべむらー

ウルトラ怪獣擬人化計画にてデザインされたキャラクター。

概要

ウルトラ怪獣擬人化計画にてデザインされたベムラー擬人化キャラクター。

2016年5月30日発売の7月号で発表された。

デザインを手がけたのは、ゴモラバードンメカギラスのデザインも手がけたニトロプラスminoa氏。


原典のデザインを反映して、スリムな体型のお姉さんに生まれ変わった。の色は褐色で、髪の色は鮮やかなブルー

一方で、脇から腰回りにかけて素肌の大部分が露出しており、全体的にぴっちりとしたコスチューム(?)に身を包んでいることもあって、かなり際どい格好になっている。地味に胸ポチしてるし


ちなみに、首に青い発光物の埋め込まれたアクセサリーが装着されており、これで青い球体の姿に変化すると設定されている。


センシティブな作品

なお、元になったベムラーは全体的に黒っぽい体色をしており、この擬人化ベムラーも基本的にはそれを踏襲しているものの、髪の色をはじめ、ところどころに青い色がアクセントとして挿入されている。十中八九飛行形態である青い球状発光体をイメージしたものと思われるが、このために一部のファンからは「初代よりも『オーブ』に登場したベムラー(強化)に似ている」という意見もある(ついでに言えば、青い石のアクセサリーを身に着けているところまで共通していたりする)。ただし発表されたのはこちらが先であるため、これらの共通点は偶然の一致と思われる。


2016年11月に開催された原画展ではminoa氏により新規に描き下ろされたイラストが展示されている。

後述する小説版の展開を踏まえてか愛用のバイクと共に描かれている…のだが、実はこのバイク、設定画に書かれたメモ書きにより「変形機能が備わっており、空中も飛行可能」というトンデモスペックの持ち主であることが判明した(あくまで設定画の中での話であり、小説版でも同様の機能が備わっているかは不明)。なお、バイクのデザインはどこぞのハードボイルド探偵の愛車と非常によく似ている(さらに言えば、あちらのバイクも変形&飛行機能が搭載されている)。小説版では最終的に探偵になったという設定が語られているが、それを意識したものなのだろうか(元ネタが初登場した回のサブタイが『ハードボイルド・リバー』なのでそれに掛けているとも推測される)。


小説版

第2話「始まりの日」に登場。


ベムラーのカイジューソウルを受け継いだ怪獣娘天城ミオとして登場する。

かつてベムラーが飛来し、ウルトラマンと激闘を繰り広げた福島県竜ヶ森を生まれ故郷に持つ。

移動の際にはバイクに搭乗する事が多く、その為か自動車に関する知識も豊富で、ある程度の修理はこなせてしまう。

基本的にはクールな性格だが、駄菓子のすもも漬けが大好物という可愛らしい一面もある。


幼い頃、自分が不思議な力を宿している事を知った父親に現人神に仕立て上げられ、本人の意図しない形で、父親の経営する宗教法人「青き救世」の不正に加担させられていた。しばらくして不正が明るみになり、父親は逮捕され、自身は施設に預けられていたが、暴力沙汰を起こしてしまったのが原因で叔父に引き取られ、以降は竜ヶ森湖のほとりで暮らしてきた。


こうした複雑な生い立ちを経験している故か、父親に対しては今でも強い不信感を抱いている(ただ、暴力事件については、父親の悪口を言った施設の他の子どもに対して怪獣娘としての本性を顕にして襲い掛かったというのが真相だったらしく、このことから主人公・多岐沢マコトは、怪獣娘が社会から虐げられる存在になる事を防いでくれたという点から、父親を完全に嫌っているわけではないのではないか、と推察している)。


長いこと自分が怪獣娘である事を周囲に隠して生活し続けており(叔父もそうした彼女の意を汲んでか、当初は姪が怪獣娘である事を隠そうとしていた)、人間と怪獣娘の共生にも悲観的であった。

それでも、完全に人間への情を捨てたわけではなく、その後川で溺れていた日吉ジュンという少女を助けた事で、謀らずも怪獣娘が決して危険な存在ではない事実を世間にアピールする結果となる。

その後、彼女はマコトの勧めもあって、自分が怪獣の因子を受け継いだ存在である事を世間に公表し、それをきっかけに世界各地で、彼女と同じように怪獣の魂を受け継いだ少女、怪獣娘の報告が相次ぐ事となる。

そして、これはやがて国際怪獣指導組織「GIRLS」の発足へと繋がっていくことになる。


現在は私立探偵事務所「ブルーコメット」(「青い彗星」の意)を営んでおり、事業拡大のために春から東京新宿へと上京する予定を立てている。この時、通販で購入したありったけのすもも漬けを主人公の多岐沢に送りつけており、彼を苦笑させた。


今のところ、直接登場したのはこのエピソードのみであるが、彼女の存在なくしては後のGIRLSの設立はありえなかったとも言えるため、世界観全体でみるとかなりの重要キャラである

この時の出来事は、「御徴(みしるし)川決壊事件」として記録されており、アニメ版でも第8話でゴモラやかぷせるがーるずたちがその事について言及するシーンがある。

また、彼女が助けた少女は、後に別の怪獣娘の成長に大きく貢献することになるのだが、これはまた別のお話。


ちなみに、重要キャラ設定のベムラーという点が、上記『ULTRAMAN』に登場したものを彷彿とさせる(さらに言えば、この作品自体も『ULTRAMAN』と一部の設定・雰囲気が似ていると言われている)という声も上がっている。


関連タグ

ベムラー ウルトラ怪獣擬人化計画

怪獣娘

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