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ヤックルの編集履歴

2023-07-19 05:26:49 バージョン

ヤックル

やっくる

ジブリ作品に登場する架空の動物の呼称である。

概要

宮崎駿の作品『もののけ姫』に登場する架空偶蹄類


カモシカの類つまり牛の仲間だが、アカシカに近い体躯。人を乗せられるパワーを持つという点では、ヘラジカオオツノジカや等の大型の偶蹄類にも似ているかもしれない。「カモシカのような足」という誉め言葉に関しては、実際のカモシカよりもあてはまる (カモシカの足は太くて短め)。


モデルとなった動物はエランドであり、行動はシャモア、模様はリーチュエ、巨大な角はアイベックスオリックス、サオラ、セーブルアンテロープ、ブルーバック等にも似ているマーコール等には派手さでは劣るが、かなり立派。これらを使って頭突きを行うかもしれない。

西へアシタカとカヤ

同映画の設定に拠ると「今は絶滅したアカシシと呼ばれるオオカモシカ」らしい。出てくる動物・ヤックル等は、宮崎駿さんの絵物語「シュナの旅」(徳間書店)が原点。その「シュナの旅」と、その原話である『犬になった王子 チベットの民話』が元となっている。「ヤックルは実在しない生き物を描くほうが楽だという思いが自分の中のどこかにあったので、作りました」と語っている。宮崎駿監督が描いた絵物語「シュナの旅」や宮崎吾朗監督の「ゲド戦記」にも登場するなど、宮崎駿監督関連の作品に複数回登場している。


現に、物語中盤辺りでジコ坊が蝦夷の一族の様相を古い文献から引用した際に「アカシシに跨がり、石の矢尻を使う勇壮なる蝦夷の一族有り」と述べ、エボシにアシタカの事を聞く際、「アカシシに乗った不思議な少年」と発言している。対するエボシは「見慣れぬシシ」としていた。


アシタカ

人間が乗用に使役出来る位大きく、頑丈でタフな動物である。馬よりも遥かに軽やかに走り、特に山岳地帯や丘陵では馬の追従を振り切る(馬に乗っていた侍たちが重装備だったこともあるだろうが)。


シュナの旅

シュナ

因みに「もののけ姫」公開よりも遥か以前に、宮崎駿が執筆した漫画「シュナの旅」にも登場している。こちらは一般名詞。


ゲド戦記

ゲド戦記にも同名のグアナコビクーニャの様な動物がアレンの相棒として登場した。


関連イラスト

アシタカとシュナアシタカ【ジブリ】久しぶりに見たもののけ姫の感想ヤックルつめつめ


関連タグ

もののけ姫

アシタカ

アヤシシ

HOBBIT…騎乗用のレイヨウや山羊の類が登場する一例。

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