説明
英名:Bulborb 学名:oculus kageyamii
ピクミンシリーズ全作品に必ずいずれかの種が登場する、原生生物の看板的存在。
宇宙犬のように二足歩行することからイヌムシと命名された。
種全体の特徴として、カタツムリのように飛び出した一対の眼、背中にある斑紋、体の半分近くを占めピクミンを一呑みにする巨大な口、一対の細い後脚が特徴である。
背中の斑紋によって同種の成体を識別している。
生態系ピラミッドの上位に君臨しており、その多くが夜行性であり、特に夕方に帰巣する動物を狙って捕食する。
一頭身の怪獣のような見た目だが、『イヌムシ』と言われている辺りれっきとした虫なのだろうか?(一部には脱皮した抜け殻や環境の変化により一時的にアリのような生態をとる所が確認されている一方、「骨格」があることが明言されているため脊椎動物である可能性も高い)
イヌムシ科の中には2つの属名があり、ほとんどのイヌムシ科が該当するものがOculus属であり、ダンゴナマズとナガダンゴナマズがIchthyosa属である。
Oculus属の中にもいくつか種が存在し、アカチャッピー、ケチャッピー、テンテンチャッピー、クイーンチャッピーやその子供であるベビーチャッピー、成長したコチャッピーモドキはKageyamii種に分類される。他にもterribilis種のクマチャッピーやvulcanus種のヤキチャッピーなど多岐にわたる。
二齢の時点では、どのデメマダラに成長するのか見た目で識別するのは難しく、三齢になって初めて種ごとの特徴が現れる。
つまりkageyamii種であるコチャッピーモドキはアカチャッピー、ケチャッピー、テンテンチャッピーのどれかの二齢であり、三齢に成長することでようやく判別できる。
kageyamii種ではない三齢であるチビクマ、コンコチャッピーも成長前はコチャッピーモドキと見た目がほとんど同じ(その他二齢、三齢が確認されてないものも同様)であることがわかる。
なお、間違われやすいが、コンコチャッピー以前に発見されたコチャッピー系統の生物はチャッピー系統のイヌムシ科に擬態したパンモドキ科であり、チャッピー系統の幼体ではない。
公式でもチャーリーが間違えている。
イヌムシ科の生物
名前 | 和名 |
---|---|
アカチャッピー | デメマダラ→ベニデメマダラ |
ジャンボチャッピー | ベニデメマダラ(倍数体) |
ケチャッピー | シラガデメマダラ |
テンテンチャッピー | ダイダイデメマダラ |
ペロチャッピー | シタナガデメマダラ |
クマチャッピー | クマデメマダラ |
チビクマ | クマデメマダラ(三齢幼生) |
ベビーチャッピー | デメマダラ(一齢幼生) |
コチャッピーモドキ | デメマダラ(二齢幼生) |
ヤキチャッピー | ヒノデメマダラ |
コンコチャッピー | シモツキデメマダラ(三齢幼生) |
キンキンチャッピー | シモツキデメマダラ |
ダンゴナマズ | アミダンゴナマズ |
ナガダンゴナマズ | マダラダンゴオオナマズ |
クイーンチャッピー | デメマダラ(卵嚢肥大個体) |
ダイオウデメマダラ | ダイオウデメマダラ |
コウテイデメマダラ | ダイオウデメマダラ(長寿個体) |
ミズゾコデメウツボウ | ミズデメマダラ |
余談
ピクミンガーデンで判明した学名に関してだが、「kageyamii」が献名の法則に従っている様子であることから、ピクミンでキャラクターデザイナーの一人であった蔭山大輔氏が由来ではないか?という説がある。