「2が10個と0が3つならぶ時(原作)/古い時代から新しい時代に変わらんとするある晴れた日(アニメ) 天から3つの光が降るであろう ひとつは暗黒の光 後の2つは小さな白い光 やがて 暗黒の光は 強大な力を持つであろう しかし2つの小さな白い光がひとつになる時 めっちゃ ごっつい力になるでぇ」
概要
単行本26巻収録の番外編。アニメは2001年に「エスパー兄妹今世紀最初の決戦!」として放送された。
2023年に映画『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』としてリメイクされた。
ストーリー
ある日、宇宙から謎の黒い光と二つの白い光が降り注いだ。
黒い光は会社をクビになった男に、二つの白い光はおもちゃの取り合いをしていたしんのすけとひまわりの身体の中に入ってしまう。
すると、二人は超能力者となってしまった。その頃、同じように光に当たった男は自分をリストラした社会に復讐するために町を破壊し始めた。
登場人物
メインキャラクター
白い光を浴びて正義のエスパーと化す。
しんのすけとひまわりの母。今作では本編よりも終始怒りっぽい性格になっていた。
しんのすけとひまわりの父。悪のエスパーに勤め先である双葉商事を破壊されてしまう。
ゲストキャラクター
悪のエスパー(CV:うえだゆうじ)
暗黒の光に取りつかれてしまった中年男性。本名不明。
リストラされた恨みを晴らすべく、一流企業から双葉商事をはじめとする三流企業を次々と破壊していく。超能力で皆を苦しめるが激怒したしんのすけとひまわりに倒され正気を取り戻した後は改心し、一からやり直すことを誓った。
アニメではしんのすけに撃退された後、推定身長400m級(曰く「父ちゃんよりデカイ」)の怪獣へと変貌し、野原一家を追い詰めるが力を合わせた二人の強烈な一撃(金的)を受けて撃破された。
リメイクの映画版では非理谷充にあたる人物。
池袋薫(CV:渡部猛)
北カスカベ大学の超能力学者。ノストラダムスの隣に住んでいたヌスットラダムスの古文書で謎の光のことを察知し深谷と共にしんのすけとひまわりの元を訪れた。鼻の横の大きなホクロが目立つがこれは付けボクロ。リメイクの映画版では池袋教授にあたる人物で声優は別人である。
深谷恭子(CV:山口由里子)
国際エスパー調整委員会(IEAC)埼玉支部の職員。
彼女も超能力者だが本人曰く「物を飛ばすより、曲げる方が得意」の事。リメイクとなる映画版では深谷ネギ子にあたる人物で池袋同様声優は別人。