教会
きょうかい
宗教団体が祈祷や説教などの場として利用する建物。キリスト教のものが代表的。
キリスト教の場合
プロテスタント
一方でプロテスタントの聖書主義だと「聖書についての講義場所」のような位置づけであることから、比較的簡素なものが多い。あるいは、見分け方として、バージンロードの色が「カトリック=赤、プロテスタント=白」だったり、十字架を見ると「カトリック=キリスト像付き、プロテスタント=キリスト像なし」になっている。
オーソドクス
正教会(オーソドクス)の教会は「神の住まう世界を体現した場所」であり、キリストや神の御前の前に謁見しているというスタンスであるらしい。なので格別荘厳にしようとは思ってはいないが、永遠に同じスタイルを描くのである。カトリックでは人間を天使のモデルにして描くことが、正教のキリスト教では理解ができないのである、姿形は人間かもしれないが人間と同じようなものではないと思っているのである。だから描けないという前提である。
『神と対話』なんてふざけた話である、神と対話できる人間など存在しない、恐れ多いと考えるのであるこの世界で神と対話できる者など今のところ(2000前より)より存在しないという前提である。
『地上』の最高権力者であるローマ皇帝(ビザンツ皇帝)でさえも『天上』での最高権力者の代理のキリストに謁見しているというスタイルをとる。なので教会内で座ることは天帝である神とキリストに最大の無礼(万死に値する)となるので許されない。
よって正教会方面でみられる古臭い顔のキリストはローマ皇帝よりも権威を帯びているので怖い顔をしているのである。(パンクラートル状態のキリストという 意味:全能者(最強・最恐)のキリスト)
そしてその時代のローマ皇帝とローマ帝国(東ローマ)その『神の御前』をできるだけ同じような雰囲気で存在するように注意を払っていたという。