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トネリコの編集履歴

2023-08-05 21:21:13 バージョン

トネリコ

とねりこ

キク亜網シソ目モクセイ科の植物。 西洋には近縁種のセイヨウトネリコが自生し、神話や伝承で重要な位置を占める。

トネリコとは、樹木の一種である。


曖昧さ回避

もしかして……

アルトネリコシリーズ

トネリコ(Fate)


概説

キク亜網シソ目モクセイ科の落葉樹木。

主に知られるのはセイヨウトネリコだが、本来のトネリコは本種。日本にも自生している。

和名トネリコ
別名サトトネリコタモタモノキ
英名Japanese Ash
学名Fraxinus japonica
分類真正双子葉植物(または真正双子葉類シソ目 モクセイ科 トネリコ属
樹高10~15m
開花期4~6月
分布域日本(東北~中部地方)、朝鮮半島、中国、ロシア
花言葉「威厳」「偉大」「服従」「高潔」「思慮分別」(いずれもトネリコ属の総称としての花言葉)

主に山地の湿地に自生する。

葉は小葉が複数集まって長さ20~35cmほどの大きな羽根状になる。

トネリコの葉は近縁種シマトネリコの葉よりも大きく、表面はくすんだようになる。


トネリコの幹に付着するイボタロウムシというカイガラムシの一種は、のような分泌物を出し、これを滑りの悪い戸の敷居に塗ることで戸の開閉をスムーズにしていた。

そこから「戸に塗る」が転訛し、トネリコとなったとされる。


木材としても利用され、粘り強い性質を持つことから物干し竿野球バット、さらに建築資材などに利用される。

水田で稲を干す竿にも利用され、北陸地方では水田の防風林としても植樹されたという。


近年は近縁種のシマトネリコが庭木や街路樹として人気を博しているが、本種が庭木として使われることは稀。


セイヨウトネリコは北欧神話において、世界樹ユグドラシルはトネリコであるとされ、主神オーディンの振るう神槍グングニルの柄もトネリコを材料にしていると伝承されており、神話において特別な位置を占める聖樹として崇拝された。

関連タグ

植物

金木犀

神話 世界樹 神木

オーディン グングニル

秦良玉(中国の実在した女武将。トネリコの柄を持つ槍を振るう【白杆兵】を率いて勇名を取った)

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