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セイレーン(ちいかわ)の編集履歴

2023-08-29 20:53:41 バージョン

セイレーン(ちいかわ)

せいれーん

セイレーン(ちいかわ)とは、漫画・アニメ作品「ちいかわ」に登場するキャラクター。同作の長編である「島編」のキーキャラクター。

概要

ナガノの漫画作品「ちいかわ」に登場するキャラクター。2023年3月14日よりX(旧Twitter)で連載されている「島編」に登場する。


ちいかわ世界の中でも、主人公ちいかわと同じ種族(ファンからはちいかわ族と呼ばれる)に危害を加えるモンスター(ファンからは怪異と呼ばれる)に分類される大型のキャラクターで、ちいかわたちと敵対・討伐対象とされている。

モンスター(怪異)の中では珍しく単独行動をせず、複数の人魚(後述)を連れている。

セイレーンと人魚の関係性は不明だが仲自体は良好なようで、人魚に対して危害を加えたり、その様子を見せた者に対しては容赦のない態度を見せている。


スフィンクスシーサーと並ぶ、神話や伝説がモデルのキャラクターでもある。歌が得意など、モデルとなったセイレーンと同じ特徴を持つ。


キャラクター像

セイレーン食べてるのッ

外見は猫と魚を合わせたような姿をしており、両手が魚のヒレのような形状をしている。

流暢な言葉を話すタイプのキャラクターで、知能も高い。そのため、モンスター(怪異)としては珍しく、ちいかわたちと会話での意志疎通をしている。

ちいかわ族と比べて巨大な体格で、「歌声」を介して植物を操る特殊能力を持つ。巨体から繰り出されるパワーと特殊能力を駆使した戦闘力は高く、モモンガに足を引っ張られたためとはいえ、作中最強(討伐ランキング1位)であるラッコさえも簡単に返り討ちにして捕らえるなど、現在の所は作中に登場したモンスター(怪異)の中でも特に強い。

しかし、ちいかわを捕まえた際に持っていたさすまたのトゲが手に刺さって痛がる、口の中に投げ込まれた飴が口蓋垂を直撃して咽せて崖から転落するなど、痛みには弱い様子。

学習能力も高く、ちいかわが口の中に投げ込んだ飴玉口蓋垂を直撃し一度撃退されたが、2度目の同じ攻撃はしっかり舌で防ぎ、飴玉をおいしく食べていた。


性格は基本的には温和で友好的であるようで、とある事情(後述)から誤って襲ったちいかわトリオにも介抱・謝罪の上、自分のことを全て話し、無事に帰している。

その一方で敵と見なした相手に対しては容赦がなく、報復は苛烈かつ陰湿。また、怪異らしく基本的にちいかわ族を蹂躙することに対しては躊躇がない模様。同時に自身が島民に恐怖を与えている自覚には乏しい上、捕まえた相手を食べるために調理するなど、知性がある分また違った意味で恐ろしい、ある種のサイコキラー的な気質も見られる。


島にある食堂「島二郎」の店主の話によると、ある日突然この島に現れ、島民からたんまりもらった料理を気に入り、そのまま居着いたらしい。島民がどのような経緯で料理を差し出したのかは不明だが、彼らが常にセイレーンに恐れをなしていような様子が描かれている。


人魚

セイレーンと人魚セイレーン可愛い

セイレーンと行動を共にするモンスター(怪異)で、サイズはちいかわ族と同じくらい。

漫画本編では、2匹がセイレーンと行動を共にしているが、元々は3匹だったらしい。行方不明になった1匹は、セイレーンによると「(島民に)食べられちゃったの」「集落の途中までウロコが落ちていた」とのこと。

「人魚」とはいうが顔は人間ではなく、ちいかわ世界に登場する「虫(ギチギチ虫)」や、作者のナガノが描く別作品のもぐらコロッケに近いもの。両手もヒレ状になっているなど、西洋的な人魚というよりも日本古来の人魚に近い。

また、島には八百比丘尼の伝説のように「人魚を食べると永遠の命が得られる」という言い伝えがあり、永遠の命を手に入れるために島民の誰かが食べたと思われている。

セイレーン同様に歌によって植物を操ることもできるが、セイレーンから離れると操る力が弱まる模様(植物の蔓が伸びる速度が遅くなる描写がある)。また歯がかなり鋭いらしく、うさぎが放ったびんよよ(島民の武器)の先端の球体を噛み砕いている。

総じて、人魚にまつわる伝説を混ぜ合わせたようなキャラクターである。


作中の動向

ネタバレ注意!

  • 島にやってきたモモンガが洞窟の入り口にあった「立ち入り禁止」の看板を倒してしまい、それを知らずにボートで洞窟に入ったちいかわトリオの前に現れる。
  • 「人魚を食べた犯人が名乗り出てきた」と勘違いしたことでちいかわトリオを襲う。しかし、犯人ではない気づいたらしく、3人を人魚2匹と一緒に介抱する。
  • 目を覚ましたちいかわトリオに襲ったことを謝罪し、そこで「人魚は元は3匹いたが、1匹が行方不明になったこと」と、「海岸に鱗が落ちていたことから、行方不明の人魚は島民に捕まって食べられたと推理していること」を3人に語る。また、人魚を食べた犯人を探すために「だから(島民を)食べているの」と悪気のない顔で明かし、ちいかわたちが人魚を食べた犯人を見つけて連れてくることを約束した所で解放する。
  • 翌日、ちいかわたちは島民の呼びかけで集められ、「島民が次々と拐われ行方不明になっている事件の元凶であるセイレーンの討伐」を依頼される。
  • 海岸にセイレーンが現れて島民を襲っている所に、ラッコとちいかわトリオが遭遇。戦闘になるが、島民から渡された島の武器(以下びんよよ)に対して「こんなもんよりうまいもんが食べたいんだよ!」と言いつつモモンガが放ったびんよよが脚に絡まったラッコが転倒し、その際にセイレーンに剣を奪われてしまう。
  • それでも、ラッコはセイレーンに捕まっていた島民を助けようとするが逆にセイレーンに捕まり、「そっち(島民)の味方みたいだし」と連れ去られてしまう。
  • セイレーンの棲みかと思われる洞窟で、ラッコを(昆布で)縛り、洞窟の天井から吊るす。また、先に捕まえていた島民を食べるために壺に入れて味噌漬けにしていた。ラッコの体に人魚を食べた者の体に表れるらしい「証拠」がないことを確認し、「もし犯人を見つけたら、犯人を狭い檻に閉じ込めて海の底に沈め、未来永劫『永遠の命』を味わってもらう」と語る。
  • ラッコの救出に来たちいかわトリオ、モモンガ、古本屋と、島民2人(一枚葉の島民と二枚葉の島民)の7人を見て、「ちいかわたちが犯人を連れてきた」と誤解。さらに、永遠の命の伝説を知り興味を持ったモモンガが目の前で人魚を食べようとしたため、完全にちいかわたちと敵対する。
  • 逃げるちいかわたちを、歌で植物の蔓を操りながら追いかける。古い吊り橋に追い詰めるも、ちいかわを捕まえた際に持っていたさすまたのトゲが手に刺さって痛がり、思わず手を放したことで一枚葉の島民と二枚葉の島民は崖下の川に転落した。島民たちを見失ったためそのままちいかわを襲おうとするが、ちいかわがセイレーンの口に投げ込んだ飴玉が口蓋垂に直撃し、咽せた弾みで自身も川に転落する。
  • 一方、人魚はうさぎが放ったびんよよの先端の球体を噛み砕いて破壊するも、ラッコの剣を拾っていたハチワレの攻撃で植物の蔓を切り落とされると同時に足場の岩が崩壊し、こちらも川に転落した。
  • 直後に川から人魚と共に崖上へ戻ってきて、再びちいかわが投げてきた飴玉を舌でガードし食べてしまう。飴玉で喉の調子がよくなったセイレーンは植物の蔓でハチワレ、うさぎ、モモンガ、古本屋の4人を捕らえて連れ去り、ラッコと同じく昆布で縛って吊るし、昆布のうまみが染み込んだら味噌漬けにして食べようとする。4人はラッコと共に懸命にもがいて昆布をちぎり脱出を図るが、途中でセイレーンに見つかってより厳重に縛り上げられてしまう。
  • 一人残されたちいかわはジャングルを彷徨ううちに食堂「島二郎」の店主に助けられ、そこでセイレーンの過去と棲みかの場所を教えられ、共に救出に向かう。さらにその途中で川に転落した一枚葉の島民と二枚葉の島民との再会を果たし、セイレーンが寝入っている隙に4人で救出作戦に乗り出す。

逸れたっっっっセンシティブな作品


関連タグ

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