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アルペンローゼの編集履歴

2023-09-13 17:36:24 バージョン

アルペンローゼ

あるぺんろーぜ

本来は西ヨーロッパの高山地帯に生息するツツジの一種だが、ここではその植物の名前をタイトルとした漫画作品について述べる。

概要

ちゃお」(小学館)にて1983年から1986年にかけて掲載された。作者は赤石路代


第二次世界大戦開戦前後のヨーロッパを舞台に、運命に振り回されながらも、それを乗り越え、踏み越えていく、ジュディことアリシア・ブレンデルと、ほぼ同い年の少年であるランディ・コルトーの二人を中心に描いたもの。

なにぶん史実を題材にしたこともあり、キーパーソンとして、事実上の国家元首として第2次世界大戦下での中立を守り抜いたスイスの軍人のアンリ・ギザンが登場する。


テレビアニメ

タツノコプロの手によってテレビアニメ化されており、1985年4月から10月初旬にかけてフジテレビ系列の基幹局(ただし仙台放送除く)、新潟総合テレビ長野放送富山テレビ福井テレビテレビ熊本にて放送された。

タツノコプロにとっては初の少女マンガ原作作品であった。

声の出演は鷹森淑乃難波圭一井上和彦速水奨、宗形智子、大平透ほか。

なお、タイトルは「炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ」という、何とも物騒おどろおどろしいものに差し替えられていた、原作の第1期はすっ飛ばし第2期からをアニメ化している


放送日時は富山テレビとテレビ熊本以外のネット局では土曜18:30-19:00であったが、少年向けアニメ中心に放送していた枠で少女漫画作品だったことに加え、前番組の「よろしくメカドック」から大半の地域でローカルセールス枠に格下げになっていたのもあり、1985年からフジテレビは土曜日のプロ野球中継の放送開始を18:30からに繰り上げてしまった。結果プロ野球中継で放送出来なくなる事態が続出、そんなこともあって成績は思わしくなく前番組の「よろしくメカドック」が平均15%、後番組が最高視聴率29.6%を記録する「ゲゲゲの鬼太郎」の第3期だったのに対し、本作の視聴率は1度も二桁に届かず、1年の放送予定だったものを、半年・全20話にまで縮めてしまった。この影響で、最終話ではラスト数分で超展開が発生する。

この仕打ちに対しタツノコプロは大激怒、以後フジテレビとは長きに渡って絶縁状態となり2005年に科学忍者隊ガッチャピンのコラボをするまで続いた。

なお、本作の次にタツノコプロが制作したフジテレビアニメは2011年4月から同年6月にかけて放送された『C』である。

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