概要
CV:中村悠一
宮野明美と宮野志保(灰原哀)の父親。宮野エレーナの夫。享年36歳。
親族に義姉(エレーナの実姉)のメアリー・世良、その夫で義兄(相婿)の赤井務武、義甥の赤井秀一と羽田秀吉、義姪の世良真純がいる。
黒ずくめの組織の科学者。恐ろしい薬(エレーナ談)を作っていたが、エレーナと願いを込めて「シルバー・ブレット(銀の弾丸)」と命名して開発していたが、志保が生まれてすぐに研究所の火事でエレーナと共に焼死したとされている。
30年前には「白鳩製薬」で薬の開発チームの一員として勤務していた。何らかの夢を追ってある研究もしていた様子だが、不本意にもマッドサイエンティストとして学会を追放され、白鳩製薬の倒産もあり個人医院「宮野医院」を妻と共に経営。降谷零と面識を持つ。
穏やかな風貌の男性であり、過去に発明品の発表会で何度か顔を合わせて面識があった阿笠博士からは「気さくで感じのいい男」「ワシの発明品も気に入ってくれたようだった」と評されている。
ある施設から研究をバックアップすると持ち掛けられたが、スポンサーが「烏丸グループ」である事にメアリーは「少し胡散臭い」、自身も「悪い噂も聞く」「また学会でマッドサイエンティストと叩かれるのも何だし」と断ろうと思っていたが、エレーナに「あなたの研究はこんな町医者の片手間に出来る研究じゃないし、給料がいいならこの病院を畳んで私もその研究手伝うわよ?」「あなたの夢なんだから、そう簡単にあきらめないで!」と後押しされた。妊娠している事もあり、前向きに検討し始め、家族と共にラボに加わった。そこで作らされた薬が、17年前に羽田浩司やアマンダ・ヒューズなど死なせ、工藤新一や志保を幼児化させた代物だった。