データ
型式番号 | HW544B |
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製造 | サンドージュ社 |
全高 | 22.7m |
頭頂高 | 14.7m |
本体重量 | 29.2t |
全備重量 | 38.5t |
装甲材質 | ハイチタン合金ニューセラミック複合材 |
出力 | 3,880kw×2 |
合計 | 7,760kw |
推力 | 19,250kg×2 |
合計 | 77,000kg |
概要
サンドージュ社が開発した作業用のモビルワーカー。そのデザインはクモのような姿である。
スペースコロニーの外壁作業のために開発された。コロニー外壁をその長い手足によって鋭利に歩き回り、使いようによっては戦闘用のMSに匹敵するパワーを発揮する。
胴体にあるメイン・コックピットのほか、2本のメイン・アームがある左右の肩部にもサブ・コックピットがあり、それぞれに操手が乗り込むことでより複雑な操作が可能。複座となった経緯としては使用している制御コンピュータが軍用より処理性能が劣り、マニピュレーターの制御が困難であったかららしい。また両腕が肩部のサブ・コックピットごと本体から分離し、独立可動することも可能。
また武装も施されており旧型のビームランチャー、本体尾部に装備されたワイヤービームガン、またゾロアットと同じようなビームストリングスを装備している。
マニピュレーターに装備されているアンカー「オンリー・ネイル」はバーニアを備えており、本体から切り離して展開し、目標に固定することが可能。
劇中での活躍
第23話に登場。サンドージュ社のズブロフ社長自ら、ザンスカール本国のアメリア外壁でサンドージュのテストを行っていた際に、リガ・ミリティアが接近していることを知り、本機をベスパに売り込む目的で、首都防衛に当たっていた学徒兵と共に搭乗し、単機でVガンダムを襲撃、機体のトリッキーな特性を生かして追い詰めるが機体は全ての足を切断されて撃破された。
その後、短期間で機体を修理し、シャイターンに羽交い締めにさせビームストリングスなどを使った戦法で再度Vガンダムに挑みなんと勝利してしまう。しかし開発者のズブロフがVガンダムに合体機構があるのを知らなかったため、機体ごと鎖で縛って身動きが取れないだろうと油断したところをウッソにコアファイターで逃亡された。
元々ズブロフは他人を見下すような嫌味な言動が目立ったのもありLMの情報を教えてもらえるほど人徳面で慕われていたとは言い難い人物だったため、戦術には勝利したが、自らの性格の悪さが祟って戦略には敗北したと言える。一応Vガンダムでは珍しい主役機に勝ち逃げした機体ではあるが。
なお、アニメオープニングでは機体色が違うサンドージュが登場する。
序盤に登場。ザンスカール帝国に採用された機体が宇宙細菌「エンジェル・コール」に関する機密情報を知ってしまったフォント・ボーを確保すべくゾロアットと共にサイド3へ複数投入されるが、彼を助けるべく現れたクロスボーンガンダムゴーストと乱入してきたサーカスのデスフィズによって撃破された。