ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

星野鉄郎の編集履歴

2023-10-19 22:27:54 バージョン

星野鉄郎

ほしのてつろう

「銀河鉄道999」の主人公。

CV:野沢雅子

演:中川晃教


概要

地球で生まれ育った少年で原作とTVアニメの年齢は10歳。好物はビフテキラーメン


機械の体となった人間が世界を支配し、生身のままの人間は虫けら同然の扱いを受ける未来の地球を舞台として物語は始まる。

鉄郎は両親と貧しくも幸せに暮らしていたが、父は人間が自らを機械化することに反対したために殺され、もまた機械伯爵の人間狩りの獲物として射殺され剥製にされてしまう。

今際の際、母は「999号に乗れば、高価な機械の体をタダでくれる星に行ける。強い機械の体を手に入れて、自分たちの分まで長生きして」と言い残した。降り積もる雪の中、悲しみに浸る暇もなく生き延びるために鉄郎は歩き続けるが、やがて力尽きてしまう。

死んだと思っていた彼は、謎の美女メーテルによって救出され、蘇生する。集音機の使用中、母子の会話を偶然傍受したという彼女は自分の旅に付き合ってくれることを条件に999号のパスをくれるという。

回復した鉄郎は機械伯爵に復讐を果たし、剥製となった母に約束を果たすことを誓って伯爵の館に火を放つと、メーテルとともに999号に乗り込んだ。

旅の楽しみ

機械の体を手に入れ、永遠の命を得る事を目的として旅を続ける鉄郎だったが……


人物

男気に溢れ、染み渡るような優しさの持ち主。義理人情に厚く、動物好きでもある。10歳という幼さながら偉大なる男ハーロックや誇り高き女海賊エメラルダスにも認められる、男の中の男。

しかし極貧の中で育ったためか世間知らずで金銭感覚もどこかズレている。

また風呂に入る事を面倒くさがり、散髪もほとんどしない。


鉄郎の生きる時代ではラーメンの材料となるものが地球には既に無かったらしく、もはや伝説の食べ物となっていたらしい。それ故に本物のラーメンを食べられる事になった時は感激しており、以降は合成ラーメン(恐らくはインスタントラーメン)だろうと喜んで食べる程の好物となった。

鉄郎が伝え聞いた「人類の口の永遠の友」という言葉は、我々が食べるラーメンというものは何かが集約された名言であり、一方で我々のように当たり前に口にできる世界ではないのが銀河鉄道999の地球という残酷な世界という意味も持つのである。


また原作・TV版ではその初期に化石化惑星で斬りつけられた際にできた傷痕(この時、きれいに縫合できるにもかかわらず鉄郎自身の希望で派手な縫合痕を残した)をトレードマークのひとつにしている。


使用武器

鉄郎

序盤はメーテルからコスモライフルを借りて武装していた。しかしトチローの母と思われる老婆に見込まれ、息子の形見宇宙戦士の銃を譲り受けてからはそちらを愛用している。


劇場版

お色直し

年齢は15歳に設定変更された。

口元が引き締まり、TV版とは別人レベルで男前に成長している(ただし両親、特に母親を見れば遺伝子的に不思議ではない)。特徴として団子鼻は健在。ついでにガニ股も直りきっていない。この鉄郎を描こうとしてハーロックになってしまった人はここに注目しよう。また、不意を突かれるなどして両目が見える状態の気の抜けた表情になると10歳時の面影も出てくる。

服装は原作・TV版と同じ赤いシャツとデニムパンツだが、その上から更にモスグリーンのジャンパーを着ている。

母を亡くした10歳時の回想シーンでは原作・TV版と同じ姿をしている。


容姿は男前になった反面、精神年齢的にはむしろ幼くなっている。これは劇場版の鉄郎と言うより特にTV版の鉄郎が大人に人生観について説教したりと所謂※小学生ですな言動が多いため。

このことから“等身大の15歳”に見えるため、原作・TV版の鉄郎よりは感情移入しやすいと言われている。『999』について劇場版旧2作のイメージが原作・TV版のそれよりも強く浸透している一端とも考えられる。


一方で、劇場版第1作ではメーテルの制止虚しくメーテルを殺している何を言ってるのかわからないと思うが作品未視聴の方で気になった方は作品で確かめていただきたい。ついでに第2作でも銃口を向けている(このときは流石に引き金は引けなかったが)。


メーテルとの関係性はTV版は保護者とも姉とも恋人とも取れる曖昧なものだったが、劇場版はお互いが愛し合っていることを認識し合っている純粋な恋人関係である。その後を描いた漫画版『アルティメットジャーニー』も存在する。こっちの鉄郎は背格好は劇場版準拠だが表情はTV版と劇場版を折半したようなキャラで、エキサイトすると原作・TV版に近い野生児顔に、黄昏れると劇場版に近いイケメン顔になる。


他に相違点として、旧劇場版2作には取り入れられなかった原作・TV版のエピソードから、

  • ラーメンが特に好物という描写は今のところない。
  • 化石化惑星で斬りつけられた際の傷痕

の二点はこちらの鉄郎にはない。


劇場版で鉄郎を成長させた理由について、原作者の松本零士「身長がメーテルの腰の辺りまでしかなく、大スクリーンで2人が並ぶとバランスが悪いから」とコメントしている。一方スタッフはメーテルとの恋愛関係、ならびに二人の別れとなるキスシーンを描くためには鉄郎の年齢を引き上げる必要があったと説明している。


劇場版第2作のその後を描いたアルティメットジャーニーではメーテルが(事実上の)嫁、エメラルダスが(事実上の)義姉、ハーロックが兄貴分と、ほぼ天下無双状態になる。

特にメーテルは素粒子レベルでエネルギー解放して宇宙に散り散りになり、双子の姉のエメラルダスでさえどうしようもなくなったのが鉄郎の呼びかけであっさり再構成されるほど。ちなみに年齢が18~19歳くらいに成長しているので、相手の心に響く台詞(メーテルがプロポーズされたと勘違いするような台詞を含む)をぶっ放つシーンが度々登場するようになる。


関連タグ

鉄郎 メーテル 銀河鉄道999 戦士の銃

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました