概要
オモテ祭りの行われているキタカミセンターにて遊ぶことができる、オーガポンのお面が描かれた風船・オニバルーンを割ってきのみを集め、きのみ台まで運んでスコアを稼ぐミニゲーム。
『碧の仮面』のストーリーでゼイユ達とお祭りに行くまで進めると解禁される。
遊び方
難易度は初級・中級・上級が存在し、クリアすると一つ上の難易度が解禁される。
ステージ開始に必要なきのみの数が決定され、全て集めると次のレベルに進める。初級は3、中級は6、上級は10まであり、全レベル達成でゲームクリアとなる。制限時間は120秒で、時間内にクリアできない場合はそこで終了となるが、そこまでの報酬は貰える。
きのみは最大30個まで持つことができる。満杯になったあとは台に乗せて数を減らさないといけない。
中級のレベル3以降はきのみの総計が30個を超えるため、全て集めて一気にクリアすることが難しくなる。
きのみを台に乗せると、くいしんぼうなホシガリス系統やゴンベ系統がきのみを食べようと台に群がってくる。特にカビゴンは一気に食べてしまうため危険。なのでカビゴン出現時は警告メッセージが出る。難易度が上がるにつれて出現数が多くなり、妨害が熾烈になっていくので、ミラコラでほえて追い払おう。
割ったオニバルーンや台に乗せたきのみに応じてスコアが決まり、報酬の量が増える。
報酬
努力値(基礎ポイント)が上がるもち(振れる努力値は栄養ドリンクと同じ)やテラピース、チャデスやヒンバス、サマヨールやグライガーの進化アイテム、イバンのみやアッキ、タラプのみ中級以降はけいけんアメや努力値下げきのみ、リセットできるまっさらもちが手に入る。さらに上級ではミントや秘伝スパイスも手に入り、餅の入手量も多くなる。
また初クリア報酬として、初級はけいけんおまもり、中級はようせいのハネ、上級は色違いかつ証持ちのゴンベを入手できる。無論証持ちのカビゴンにすることも可能で、ゴンベ自体孵化歩数が長く野生での出現率も高くないので非常に価値が高いと言える。
ただ、後述のように上級があまりにも難しすぎるため、単純に色違いゴンベが欲しいだけなら、証こそつかないがカビゴンで国際孵化をやるか、過去作やポケモンGOで手に入れているのならばそこから連れてきたほうが良いという意見もある。
…もっとも、色違いが孵化する確率を考えると結局はどっちもどっちと言える。また、一応サンドウィッチを使って野生出現を狙う手もなくはないが、ゴンべの出現地点は他のノーマルタイプもわんさか出現するので非推奨。
なお、初級と中級の初回クリア報酬は他では手に入らなかったりする。
注意点
ストーリー上で初挑戦する際はそこでクリアできればけいけんおまもりを貰えるが、中級が開放されない。
問題点
公式サイトやPV等でも大々的の紹介されるなど、本作の目玉の1つとも言えるミニゲームであるが、肝心のプレイヤーからの評判は頗る悪いのが現状。
まず中級のレベル3以降の時点でかなり難易度が高く、ソロでクリアするのはかなり難しい(というか、この手のタワーディフェンス形式のゲームが苦手なプレイヤーであれば初級でも十分躓きうる難易度である)。さらに上級になるとレベル10までの到達はほぼ100%不可能なので、ほぼほぼマルチ前提となるが、困ったことにテラレイドバトルと異なり野良では行えない。なので6桁からなる合言葉が必須となる(それを受けてか各攻略サイトでは募集掲示板が作られている)。
それでも、上級の終盤ともなるとたとえ4人がかりであっても防衛ときのみ集め(場合によっては集める色の担当も)での役割分担を果たさないと難しいレベルになる。
ここまで難易度が高いにもかかわらず、各種もちやテラピース等の育成アイテムに加え、DLCで新たに入国可能になったポケモンたち(+チャデス)の進化アイテムも基本的にこの鬼退治フェスを連戦しなければ満足に集めることができず、ガチ勢は嫌でも鬼退治フェスを周回しなければならない。
またマップに関してもりんご農園は柵に引っかかって時間をロスしやすく嫌われている他、どのマップでも処理落ちの発生が報告されている。
総括すると
- マルチ前提のゲーム設計でありながら、肝心の募集方法が限定的すぎて人を集めづらい
- ゲーム初心者お断りと言われても文句は言えないであろう鬼畜難易度
- 色違い証持ちポケモンはともかく、育成用および進化アイテム等対戦勢にとって欠かせないアイテムまでも報酬に設定するというあまりにも露骨な延命措置
- 以前から度々指摘されていた処理落ち等の不具合が鬼退治フェスにおいても一向に改善されていない
等々、以前からプレイヤーから不満の多かった要素や、オンラインゲームの悪い所ばかりが殊更に目立ってしまっているのである。
こうした現状の仕様には不満の声も多く、今後のアップデートでの修正ないしは鬼退治フェスに代わるアイテムの入手経路の追加を望む声も多い。
関連項目
ダイマックスアドベンチャー:前作でのマルチプレイかつ圧倒的に不評な追加要素。