概要
ガンダムビルドメタバースに登場するガンプラ。
使用者はアヤメ。
ガンダムF91をくノ一型に改造したSDガンダムタイプの機体「F9ノ1」を、クロスシルエット構造で新生させたもの。
装備類もアップデートされており、最新のアヤメ流忍法を繰り出す。
アヤメがダイバーとして知名度を上げ人気を博した事で、ソロプレイヤー時代の活躍にも興味を寄せられるようになるが、忍者らしく様々な形態を持つ変幻自在のガンプラだった事から情報は交錯。そんな中、古参ファンを名乗る人物がF9ノ1の情報をSNSに公開。これに応えるかのように、アヤメ自身が当時の愛機を最新仕様にアップデートする事で復活させたのが本機となる。
通常時のクノイチモードから、彩・代・華・導(さいだいかどう)システムにより戦闘形態シノビモードへの変化能力を持つ。
必殺技は質量を持った残像にてナイトガンダム、武者頑駄無、コマンドガンダムの三体に分身する「緊急出撃(スクランブル)の術」。
劇中では必殺技でトランザムを持つガンダムダブルオーダイバーアークを圧倒するが、ラーガンダムの援護により分身をまとめて撃破された一瞬の隙を突かれダイバーアークに撃破された。
立体物
SDクロスシルエットで立体化。RX-零丸とは異なりSDフレームも付属し、換装も考慮されたデザインになっている。クノイチモードからシノビモードへの変形のほか、近年のSDガンダムではオミットされがちな軽装タイプも再現されているほか、ランナーの都合で付属するジムの頭部にもオリジナルのシールが付属し、様々な姿に組み替え可能。後述の初期デザインの肩デカールを再現するシールも付属する。
レジェンドBBの各商品と組み合わせることで、質量を持った残像の姿も再現できる。
対象年齢の都合か、アニメ本編でも印象的な下乳の丸みは残念ながら再現されておらず、胸元は原型機に近い角ばったデザインになっている。
余談
本機は元々、デザイナーの寺島慎也氏がアヤメが零丸以前に使っていたガンプラと言う設定で書いていた「F9ノ1」が元ネタであり、元々は非公式(名前がガンプラの解説書にある程度)であったが今回公式化した。前述の登場経緯はこの一連の流れに対するオマージュと思われる。
この時点ではアヤメが「新世大将軍の妹」をイメージして作ったガンプラ、という設定もあったとの事だが、この設定が公式化しているのかは不明。
「緊急出撃(スクランブル)の術」は、『機動戦士ガンダムF91』と同時上映だった『武者・騎士・コマンドSDガンダム緊急出撃』から来ており、一瞬だがリプリンのカットインまである。
関連タグ
シルエットガンダム:F91関連機体であり、名前にシルエットが付いている。