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あのそよの編集履歴

2023-11-14 22:17:50 バージョン

あのそよ

あのそよ

『BanG_Dream!』に登場する千早愛音と長崎そよのカップリング。

長崎そよ「見栄で始めたくせに」

千早愛音「そうだよ たちが始めたバンドじゃん」



概要

BanG_Dream!に登場する千早愛音長崎そよのカップリング。

共にMyGO!!!!!のメンバーで、愛音はギター、そよはベースを担当する。


千早愛音は明るく行動力がありミーハーな高校1年生、長崎そよはいつも穏やかな雰囲気のお姉さん的存在の高校1年生(アニメ放映開始時点)であり、アニメ放映前に公開されたShort動画(後述)も相まって、さぞ柔和で微笑ましいやり取りが繰り広げられると思いきや、アニメでは第7話以降からその関係性は大きく変わることになる。


アニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』での経過




(注意:アニメ本編の内容のネタバレを含みます)




導入から第10話『ずっと迷子』まで

転校した先で音楽バンドが流行っている光景を目の当たりにした千早愛音は、手っ取り早く注目され、周囲に溶け込むために自身もバンドを始めることを思いつき、元CRYCHICメンバーの長崎そよ高松燈椎名立希の3名、さらに神出鬼没な要楽奈を巻きこみ、バンド活動を開始する。

しかし、そよは当初解散状態にあったCRYCHICの復活を目論んでおり、一番最初に愛音の誘いに乗ったのも、『愛音の通っている学校が、燈とCRYCHICの中枢を担っていた豊川祥子の二人と同じ羽丘女子学園だったから』、という極めて打算的な理由によるものだった。そよは愛音に対しては上辺だけは丁寧に接するも、胸中に関してはCRYCHIC復活の踏み台要員という扱いに過ぎず、首尾よく事が運んだ際には新参者の楽奈とともに愛音を切り捨てる算段だった。

そんなそよの思惑を知らない愛音は、バンド活動初期においては演奏技術が素人同然にもかかわらず、自らがフロントマンになるように仕切る目立ちたがり屋であり、そよの歓心を得るどころか作曲担当の立希に反発を食らう有様だった。

そよの「いないと…」という6話でのセリフを代表するように、ストーリー前半においてそよは愛音に対する仲間意識は全く無かった。当然ながら、このセリフの「みんな」に愛音と楽奈は含まれていない。


バラバラな状態で臨んだ初ライブは愛音の猛練習もあり成功を収めたが、メンバー間の行き違いが顕在化し、激昂したそよはバンドから離脱。祥子から絶縁状を叩きつけられCRYCHIC復活の道を絶たれたそよは、愛音たちの呼びかけを無視するようになる。そよと口論した立希によってそよの真意を知った愛音も一旦バンドから抜けるが、燈の引き止めにより復帰する。

そよを説得するために学校に待ち伏せし帰り道をついてきた愛音に対し、そよは自宅に渋々招き入れるが……


第10話以降

コミュニケーション不足になりがちなMyGO!!!!!メンバーの中でも、千早愛音と長崎そよはどちらかというと社交的で潤滑油的な役割を担っている。にもかかわらず、結成当初の愛音は「見栄と承認欲求」、そよは「CRYCHICの復活」をバンド活動の主な目的としていたため、ストーリーの経過とともに両者の軋轢が大きくなり、バンドが空中分解寸前の状態にまで陥ってしまう。


アニメ第10話はそんなギクシャクした愛音とそよが対決する濃厚なあのそよ回となっている。「そよに無視された上に利用されていた」ことについて、愛音は「ムカついた」とそよに率直に伝え、一触即発の雰囲気となる。それでも愛音は燈の言葉の力を借りて、これまで無視を決め込んでいたそよを同じステージの上に引っ張り出すことに成功する。

詩超絆』のライブでは楽奈によってベースを渡されたそよに、ストラップをかけてあげる人物が愛音である。ストラップで乱れたそよの髪を直すために、愛音の手がそよの髪に触れていたりもするが。かつて「要らない」と言い放ったにベースを託されたそよは、この名もなきバンドで自分が必要とされていることを思い知り、に、そして演奏に向き合う。上辺も見栄も投げ捨てて、滂沱の涙を流しながら演奏するシーンは、アニメ本編においても屈指の名場面である。

また、バンドメンバーから逃げるように脱退したそよと愛音が、両者ともに燈に引きずられる形でバンドに復帰する経緯も第10話で描かれており、前述の「バンド活動をダシにで行動していた点」も含め、この両者は結局のところ似たもの同士だったりする。


第11話では『詩超絆』のライブ以来初めてそよが愛音たちの前に現れた際には、愛音は以前のわだかまりを水に流しそよを迎え入れている。

そよはバンド内では率直に物を言うようになり、声のトーンも低くなる。そよにとってありのままの自分でいられる場所がかつてのCRYCHICでなく、愛音たちがいる今のバンドになった。そんなそよは本音で殴り合った愛音に対して特に当たりが強くなり、愛音の雑なフリには雑に返し、愛音がちょっかいを出そうものなら、忌々しい態度を露わにし時々お説教をし、愛音の突拍子もない思いつきに対しては、ダメ出しをしたりそのセンスの無さに呆れ深いため息をつくようになった。……どうやら膝枕を許すというところまでは至っていないようだ。(→関連動画の項目参考)

そよのこの塩対応はどうやらバンド内限定らしく、バンド外では丁寧な口調の穏やかなお嬢様へと変貌する。愛音が集合写真を取ろうと呼びかけたり、MyGO!!!!!のSNSを立ち上げたときは、CRYCHICにおけるかつての自分を思い出し、そよは複雑な顔をするのだった。


以前の建前で成り立っていた関係から、紆余曲折を経て本音でぶつかり合う対等な関係に前進したあのそよ沼にハマった者は多く、ケンカップルに近い間柄の二次創作物が増えつつある。


本作の原案・シリーズ構成を担当した綾奈ゆにこ氏が自身のXアカウントで各キャラクターの関係性を説明した際に、二人の関係性を「対等」と言い表している。(→参考リンク)


主なセリフ

愛音→そよ

「落ち着いているから 先輩かと思ってました」(第2話)

「すごい!名前もお嬢さまって感じ!そよさん!」(第2話)

「裏表すごいし ウソつきまくりだし 意地悪いとことかあるでしょう?」(第10話)

あんたを要らないって言おうが 私はやるけど」(第10話)

「そうだよ たちが始めたバンドじゃん」(第10話)

「私 やめないから そよりんもやめんなよ!」(第11話)


そよ→愛音

「フフッ… さっきからずっと敬語だけど 多分同い年だよね」(第2話)

「愛音ちゃんね。私はそよ」(第2話)

「ケンカ売ってるの?」(上記の「裏表すごいし~」に対して;第10話)

「見栄ではじめたくせに」(第10話)

「だったら、私が終わらせてあげる」(第10話)

愛音ちゃん そういうことするよね」(第12話)


呼称

以上のセリフを見る通り、そよから愛音への呼称は「愛音ちゃん」呼びでほぼ一貫しているのに対し、愛音からそよへは「そよさん」(第11話前半まで)→「あんた」(第10話)→「そよりん」(第11話以降)のように、そよの態度と連動して呼称変化が起きている。

おそらく愛音の「そよりん」呼びは、以前の上辺対応で丁寧口調の「そよさん」を打ち破って、お互いくだけたやり取りができるようになった愛音なりの友情の証のようだが、当の呼ばれる側のそよは「そよりん」呼びを嫌がっている。


また、ゲーム内のエリア会話で、「そよりーぬ」「そよのすけ」「そよ・ザ・デンジャラス」の代替案が愛音から出されたが、いずれも半ば呆れられながらそよに却下され、愛音からそよへの呼称は「そよりん」で落ち着いている。バンド名を決めたときのネーミングセンスはどこへ行った。


関連動画

アニメ放映前に公開された動画

(YouTube @bang_dream_mygoより)

アニメ放映前では2人のこれらのやり取りを楽しみにいる層もいたが、事前公開されたShort動画とは落差が大きすぎるアニメの展開に頭を抱える視聴者が続出した。さらにSNSグループ名が『MyGO!!!!!』になっているが、アニメ本編の時間軸でバンド名が『MyGO!!!!!』に決定したのは第12話のことである。どういうことなの……?


アニメ本編切り抜き動画

(YouTube @bang_dream_officialより)


関連タグ

MyGO!!!!! BanG_Dream! BanG_Dream!_It's_MyGO!!!!!

千早愛音 長崎そよ

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