概要
1972年に開局。神奈川県域において、民放キー局の系列に属さないいわゆる独立局。正式名称はテレビ神奈川
リモコンIDは3。局のマスコットはカナガワニ。
かつてはUHFアニメを盛んに放送していたが、2000年代後半以降は(旧)角川書店UHFアニメを中心とした作品のごく一部やショートアニメを放送する程度にとどめ、2017年4月以降はその(旧)角川書店UHFアニメすら放送されなくなってしまった。ただし、それ以外のUHF深夜アニメは一応年数作程度放送してはいるほか、2020年以降はTBSの深夜アニメを放送することもある(もちろん“再放送”)。それ以外にも日曜にはニチヨルと言わんばかりのアニメ再放送枠を設けており、驚かれているのだが……。
2021年6月にはゆるキャン△をドラマ版2期が終盤を迎えるタイミングで、アニメ1期の再放送を開始したことがあった。そしてアニメ第2期も引き続き再放送を行った。
なお、土曜の深夜に深夜アニメを集中して編成していたことがあり、ファンの間からは「tvkアニメマラソン」と呼ばれていた。
また、2016年には3カ月遅れの「マクロスΔ」、「装甲騎兵ボトムズ」、第2期も放送が確定したことで1期の再放送を行う「響け!ユーフォニアム」と日曜深夜に集中させる編成を組んだことがあった。
さらに2008年から2015年にかけて(ただし2011年は休止)「tvkアニメまつり」を開催した。
後に2023年にはドテラマンなどを放送したこともあったが、5月には日曜の時間に「魔法騎士レイアース」、「装甲騎兵ボトムズ」(こちらは再放送)、「スペースコブラ」、「機動戦士ガンダムSEED」を放送する事になった。コブラに関しては、まさかの放送とも言えるだろうか。
一般の番組ではsakusaku、横浜DeNAベイスターズ戦中継などで知られる。ネット上ではniceboat.を放送した局としても一部で知られている。
放送局概略
番組供給系列 | 全国独立放送協議会 |
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略称 | tvk |
コールサイン | JOKM-DTV |
コールネーム | テレビかながわデジタルテレビジョン |
リモコンキーID | 3 |
親局 | 横浜18ch |
親局は横浜市鶴見区にある三ツ池公園に設けられている。
平塚デジタルテレビ中継局が開局した時には視聴者が送信偏波面が垂直偏波であることを知らずに垂直偏波非対応の簡易アンテナを購入し、受信できないと訴えるクレームが続出したために家電量販店に「平塚局は垂直偏波です」と書かれた張り紙が出される騒ぎがあった。
久里浜、逗子、みなとみらいの各中継局は方角別に偏波面が異なるという珍しい中継局である。
出来事(山下町時代)
- 初期は大文字でTVK 現社屋に移転の際に小文字のtvkになった。
- 朝の放送開始はかなり遅く、かつ午前中はNHK教育テレビかと錯覚するような教育放送が主であった。
- 川崎、横浜~平塚、厚木、相模原は東京タワーからのVHF波の直接受像ができたため当初は受信者獲得に苦労した。逆に小田原などは東京タワーからの直接波ではゴーストがひどく難視聴だったため早いうちからUHF中継が行われUHFアンテナも、もともと立っていたため視聴者取り込みは容易であった。
- 海外の音楽プロモーションビデオの放送を行い、国内でのMTV(MusicTV)の走りの番組を何本も送り出した。(VJ:ビデオジョッキーという言葉も生まれた)
- 新車情報というメーカー横断(特定メーカー推しではない)、高速道、山岳道などを実際にその車で走り満タン法の燃費、走行安定性、安全性、荷室の広さなどを実際にスタジオに車を入れての評価を行った。(提供は車部品メーカー)ただ、現社屋では外とつながるスタジオがないことなどで同じような構成での放送ができなくなったためメイン司会者との軋轢が生じこのスタイルでの放送は終了した。軽自動車から普通車、海外メーカ 軽トラックまで同条件で走行したため次に乗る車の参考につながった。
- ネットでの展開の際tvk.co.jpを取ろうとしたが、先にケーブルテレビ局のテレビ岸和田が取ってしまっていた。
関連タグ
SchoolDays アニメ版地上波放送時のキー局、最終回の放映中止の判断を下したのはtvk。詳細はniceboat.参照