概要
まるで舌が二枚あるかのように嘘を付いたり矛盾した約束事を言ったり、同じ事を複数の言い方で表したりする事である。仏教用語では両舌と呼び、十悪の1つとなっている(嘘は妄語という)。
考える事は同じらしく、そういう詭弁(「嘘」のニュアンスはないが)を英語ではdouble tongue又はdouble talkと表現する(doubleに「二様に取れる」という意味がある)。
近年ではこういう発言の多い者の性格をダブルスタンダード(Double standard)と呼称される事があり、所謂2ch脳な人間がその傾向が強いとされている。必ずしも二枚限定ではなく、イギリスの外交は三枚舌外交と称される。
ただし、イラストとしては舌が割れて二枚(スプリットタン)になっているようなもの(あるいはもう一枚付いているように描かれているもの)に付けられており、少々グロテスクなものが多く、R-18Gが付けられている場合もある。また、メイン画像のように身体的な特徴と言葉の意味の両方を兼ねている作品もある。
実際は蛇ですら割れているのは舌先だけなのだが。
関連イラスト
関連タグ
舌 嘘 嘘つき 無責任 矛盾 ダブルスタンダード 詭弁 でたらめ 詐欺 詐欺師
スプリットタン 自分ルール 自分勝手 身勝手 気まぐれ 我関せず 口八丁手八丁
蛇:物理的な意味で二枚舌(もしくは二又の舌)である生き物。
三枚舌外交:過去にイギリスがやらかした二枚舌を発展させた外交政策のこと。
カグラギ・ディボウスキ:作中でも嘘を多々つく二枚舌であり、何なら彼が王として治める国のテーマソング(の歌詞)ですら『「嘘は言わぬ」とホラ吹く 一枚二枚三枚舌』とそれがよく表れている。