シノノメサカタザメ

しののめさかたざめ

海洋性の原始的なエイ類の１つ。

概要

エイ上目に属する変わった形のエイの仲間である。学名はRhina ancylostoma。

軟骨魚綱・ノコギリエイ目シノメサカタザメ科。漢字で書くと「東雲坂田鮫」。

インド太平洋の熱帯に広く分布する。

全長は最大で3m弱。

名前に「サメ」と付いているが、鰓が腹側にあるれっきとした「エイ」の仲間である。食性は肉食で小魚や貝、甲殻類等の動きの遅い小動物を中心に捕食する。

飼育がさほど難しくなく、マニアからの人気も高いので、水族館などでよく展示される。法律等では規制されていないが、一般のペット向け流通はない。

ちなみに

Wiiのゲームソフト「フォーエバーブルー」において、アクアリウムモードで本種を配置して保存しようとすると、Wii本体がフリーズするという致命的なバグが存在する。

シノノメサカタザメは泣いてもいい。

関連タグ

魚 エイ