概要
藍の円盤で登場する新要素にして道具。
テラリウムドームの中心に位置するセンタースクエアにいる女性・シンクロミとのサブイベントをクリアすると試作品を入手できる。見た目はややシンプルだが、そこはシンクロミも気にしている模様。
この『シンクロマシン』を使うことで、レッツゴー中のポケモンを直接操作してフィールドを歩かせる事ができる。
シンクロ中は通常と同じくボタン押しでアイテムを取得できる他、攻撃も可能。攻撃せずに触れても自動でバトル判定になる。相性不利などによりバトルでダメージを負うこともあり、体力半減まで減るとレッツゴーと同じくシンクロは強制終了する。
さらにダッシュや飛行も可能だが、その性能やモーションは当然元のポケモンに準じる。つまりブロロンなら快適なスピードで移動でき、スイクンは水の上を駆け、ウェーニバルは両手を上げて走る。
飛行するポケモンはBボタンを押すと陸上と空中の切り替えができるので、通常のレッツゴーでは飛びっぱなしのポケモンも野生個体のように歩く姿を見られる。
Xボタンを押すと、スター団の団ラッシュの時にしか見られなかった待機モーションを任意で見ることができる。
なお主人公がバルーンやライドポケモンを出せないので、泳げないポケモンで水場に入るとポケモンが焦って這いあがり、強制的に暗転してシンクロが終了してしまう。走り速度の速いポケモンで水場に突っ込んでしまうだけでなく、飛行で移動するポケモンの着地場所を誤ってもダメなので注意したい。ちなみに、飛行と遊泳を兼ね備えどこでも着地できるポケモンはウッウくらいしかいない。
試作品ということもあってか、シンクロマシンはテラリウムドーム内でのみ使用可能。代わりにドーム内ならばどれだけ主人公から離れても操作可能であり、時間制限などもない。
また、ユニオンサークル中も使用可能。ポケモンと写真撮影したいが思ったような位置についてくれない時に、他のプレイヤーがシンクロして手伝う使い方もできる。ZRボタンでピクニック中のものと同じボールを出すことができるので、撮影の瞬間にボールを後頭部にぶつけるミラクルも狙って起こせるだろう。なお、複数人で同時に使っても混線などは起きない。
疑問点
画期的なシステムではあるが、プレイヤーからは後述のような疑問点も示されている。
- シンクロ中のポケモンの意思はどうなってしまっているのか?
- プレイヤーと混在した状況になっているのか、それとも完全にプレイヤーに主導権を奪われてしまっているのか?
- もしポケモン側の意思に反発されるような事態になったらどうなるのか?水辺に入った時のようにシンクロが解かれるだけで済むのか?
- シンクロ中にシンクロマシンが壊れてしまった場合どうなってしまうのか?(ゲーム中ではそんなことは起こらないが)
- シンクロマシンはどこでも使えるが、シンクロ中にトレーナーが完全に無防備な状態になってしまうため、場所によっては危険なのではないか?(ポケモンによる接触だけでなく、ポーラエリア屋外や電気石の岩窟など環境による危険にも対応できない)
余談
このシステムによりゼクロムをはじめとする一部のポケモンがネタ枠になってしまった…。