概要
別名「三だけ主義」
- 今だけ
先の事を全く考えず、目先のことだけしか見ない刹那的な思考。
- 金だけ
世の中の全てを金銭面・経済面だけで判断して、利益にならないものを蔑ろにする。
- 自分だけ
文字通り自分だけが大事で他人(自分以外)への思いやりが欠如している。
語源
この言葉は東京大学大学院農学生命科学研究科の鈴木宣弘教授の発言が最初とされている。
関連タグ
以下、日本におけるジェネレーションギャップ
戦中派、団塊の世代:(第二次大戦勝利とか革命闘争勝利の)未来だけ、欲しがりません勝つまでは、国民/人民だけ、という真逆の世代で、自己犠牲を他人にも強要するサイコパスな世代である。 />
しらけ世代、新人類、バブル世代:前世代への反発、高度経済成長とバブル景気の恩恵により、永久の繁栄が続くという勘違いからこの主義の萌芽を発生させた諸悪の根源であり、バブル崩壊時には自信の保身の為に下記の氷河期世代をこの考えの下に切り捨てた加害者といえなくもない。
就職氷河期、氷河期世代:バブル崩壊時の上記の世代の保身により切り捨てられた事で発生した厳しい社会環境によって、この主義を持たざるを得なかった(そうしないと生きていけなかった)者になる事を強いられると同時にこの主義に染まった人々を量産させた。前世代と異なるのは、この世代でこの主義に至った人はほとんどの場合こんな主義など持ちたくなかったけど、持つように追い込まれた点にある。
蟲毒壺やバトルロワイヤルを彷彿とさせるような過当なマウンティング合戦で世の中をマウンティングだらけにした元凶にして、上の世代にそうなるように仕向けられたともいえる、加害者と被害者の両面の性質を持つ世代である。
ゆとり世代:この主義に染まった上の世代が繰り広げてきた悲しく不毛な争いを見てきたせいか最初から目標が低く始まっているので、小市民的なスケールでの今、金、自分で満足するように進化あるいは退化している。彼らが築く日本は封建社会ぐらいまで退行していくと思われるが、同時に上の世代がばらまいているこの主義(の過激な部分)がもたらす不毛かつ悲しい争いの連鎖を止めようとしているともとれる。
以下、世界的な状況
先進国:途上国からの搾取で成り立っていたが限界に達し富の一極集中が拡大中。
新興国:日本で言えば高度成長期からバブル期の状況。
途上国(特に経済や治安に深刻な問題を抱えている国):政治家は自身の富との保身のために民をないがしろにし、民は民で豊かな国で楽して暮らすために故郷を捨てて逃げ出している。
富裕層;貧困層などの下とみている層からの搾取を行っている。
貧困層;余裕を持つ事ができないほどに苦しい生活ゆえにこの主義に陥り、他社への優しさを持てない状況に陥っている。
まあ、ぶっちゃけ人類そのものがこの主義を持っている罪深い生き物である…が、ごくまれに(幸か不幸か)この主義に染まらずにいる例外(ひねくれ者?)もいる。