データ
概要
全身に電気を帯びた状態で相手へのしかかる技。初出は『藍の円盤』。
でんきタイプ版「とびげり」と言った性能を持つ。
そしてなによりまともな物理技がどれもこれも専用技で泣く泣くワイルドボルトを使い続けてて来たでんきタイプにとって待望の汎用物理でんき技…なのだが例によってその性能には難点も多い。
物理技が少ないでんきタイプにとって心強い存在となり、事実レントラーを筆頭にエレキブルやゼブライカ、テツノカイナといった物理でんきタイプのポケモンはこの技に乗り換えることで威力を更に上げることが出来る。また、ドサイドンやガチグマ、イダイナキバ等のといった巨体を誇る一部のじめんタイプも習得することが出来る。(じめんタイプ以外ではこのポケモンも)。ざっくり言えば相手を押しつぶすような攻撃ができるポケモンなら覚える傾向が強い。
ちなみに押しつぶす技であるためかのしかかり等と同様、ちいさくなるを使用した相手に必中かつ威力2倍となる隠し効果を持つ。
弱点をあげるとすると、この技がとびげりと同じ効果である都合上、空振りすると自身の体力が半分も削られることか。その性質がある都合上まもるで防がれた場合にも同様にこの反動を受けてしまう。どうして一般でんき技は癖が強いものばかりなのか……。
そもそもじめんタイプに技を無効化されつつ無償降臨されるだけでもキツいのにその上自分のHPが半減してしまうとなると主力技としては極めて扱いに難しい。じめんタイプが相手の手持ちに居るだけで撃つか悩まなくてはいけない。じめんタイプが攻守共にそこそこ優秀な事もああり、様々なポケモンに大してテラスタルで相手がじめんタイプになる可能性も考えなくてはいけない。そして命中率95%なので相手に無効化するポケモンが居ないとしても常に安心出来ない。たかが20回に1回とは言うが、たまに打つ程度の技ならともかく主力技として使うなら1試合中に数回撃つのでちょくちょく事故を起こす。
ちなみに特性で無効化されて技の失敗扱いとして地面に激突する。でんきタイプの攻撃は「ちくでん」「でんきエンジン」「ひらいしん」と無効化手段が多い事も勿論なのだがダブルバトルにおいては「ひらいしん」が居るとそのポケモンを狙っていなくても攻撃が自動的に吸い込まれ失敗してHPが半減する全自動自爆技と化すので要注意。
