声:竹達彩奈
概要
『ソードアート・オンライン』の主人公キリト(桐ヶ谷和人)のリアル妹。文庫初登場時点で15歳。
和人の母方の叔母夫婦の子であり、血縁上は従妹にあたる。但し、和人との関係が実の妹でないことを本人が知ったのはSAO事件の発生後である。
当の和人からは「スグ」の愛称で呼ばれている。
剣道少女。幼い頃から8年間竹刀を振り続けている努力家であり、中学最後には全国でベスト8に入った程の実力者。
高校では1年生ながらインターハイと玉竜旗のレギュラー選手に抜擢された。剣の腕は和人からは既に敵わないと思われている。
小柄であるが、胸囲はかなり育っており本人の密かな悩みの種になっているらしい。
年頃故かカロリーコントロールにも気を付けている節がある。
和人とは小さい頃は仲の良い兄妹だったが、兄がきっかけで始めた剣道を自分だけが続け、兄が剣道から離れてコンピュータにのめり込むようになってからは疎遠になっていった。
和人がSAOに閉じ込められ、二人の血縁関係を知ってからはこれまでの和人との関係に後悔し、和人がSAOの最先端で戦っていることを希望に献身的に世話をしていた。
また、和人のことを知るために、嫌っていたネットゲームの世界に足を踏み入れることを決め、クラスメイトである長田伸一の紹介でALOを始め、徐々にのめり込んでいった。
直葉が黒髪の短髪に対して、リーファは金髪の長髪である為、風貌が大きく異なっている。
SAOをクリアした和人と再会し、兄妹としてやり直すため積極的にコミュニケーションをとっていく一方、ゲーム内で共闘するキリトに惹かれていき、現実でも堰を切ったように兄・和人への恋心を自覚する。その後付き添いで付いていった明日奈の病室で、和人が抱く彼女への想いの強さに気づいて身を引いた。
ALOで世界樹攻略を目指している途中、キリトがアスナの名を口にしたことがきっかけで互いの素性に気付いてしまう。「和人への想いを押し殺そうとしたことへの自己嫌悪」や「和人とキリトが同一人物と知ったことへの混乱」から現実世界に逃げてしまうが、自室を訪ねてきた和人に本心を打ち明け、その後ALOにてデュエルを通して和解。レコンを含めた協力者たちと共にキリトの世界樹攻略を援護し、アスナ奪還に大きく貢献した。
事件後はゲームの中でもキリトを「お兄ちゃん」と呼ぶようになり、現実世界でも幼少期のすれ違いを埋めるかのように兄妹関係は良好になっている。
余談
ちなみに胸のサイズはアスナと同じらしい。が、どう見ても大きい。
商業化に当たって打ち合わせが煮詰まっていた際、担当編集の三木が「この直葉って娘、きっとおっぱいでっかいですよ」と言い放ったことがきっかけとなり、最終的に挿絵を描いたイラストレーターも「直葉の胸はキリトがアインクラッドに入る前は大きくなかったんですよ。キリトがデスゲームにとらわれ、彼をずっと見守り続けている二年間であそこまで成長したんです!! これぞ妹力!!」とノリノリで巨乳にしてしまった結果である(GJである)。
そのせいで直葉が巨乳と言うイメージが付きアニメでやたら胸を強調するシーンもある。
Extra Edition(2013年年末放送)ではもっと胸が盛られ、オーディナル・スケールでは…巨乳の間に姪を挟む映画作ったら売れたわ。
2年間の急成長が明言されたのはゲーム版が初であり、結果シリカが度々いじられるという不憫な目に遭っている。「Re:Aincrad」ではSAO事件当日の身体が育つ前の直葉の姿も描かれており、実際にこの頃は、シリカとほとんど変わらない体格だったのだが、髪型はこの頃から今と同じだった。
関連イラスト
関連タグ
表記ゆれ:直葉
有田春雪:同じ作者の別作品の主人公で、飛ぶことに魅せられたアバターを持つ。ちなみに中の人は直葉の中の人と夫婦である。
高坂桐乃:中の人が一緒なだけではなく妹属性、さらに言えば制作会社(第二期のみ)とレーベルも同じ。
五河琴里:こちらも中の人が一緒だけではなく妹属性、さらに言えば義妹でもある。ちなみにこっちの義兄の中の人は兄の親友だったりする。