「アニメ・マンガ」においてのじたばた
概要
コメディー作品やギャグアニメ(マンガ)等で頻繁に使われる「走る」描写のひとつ。
昭和〜令和まで幅広い作品に使われていて、世代を超えて愛されている。
天才バカボン、ケロロ軍曹、はなかっぱなどのコメディ作品をはじめ、
スラムダンク、イナズマイレブン、ウマ娘プリティーダービーなどのスポ根作品、
ONEPIECE、NARUTO、プリキュアシリーズなどのバトル作品にも使われている。
描写の種類
描写は多くの種類が存在し、手足が丸くなるもの、手足がたくさん増えているように見えるもの、などなど…。
ここの記事では、その種類を紹介する。
①手足が丸くなるタイプ(正式名称:不明)
1番かわいらしい描写。じたばた描写の中でもかなり有名なのに、正式名称が存在しない。
「アラレちゃん走り」と混合する人が多い。
②パタリロ走法
イラストのように手足がそのままたくさん増えているように見えるタイプ。
③アラレちゃん走り
手を横に大きく広げ、土煙をあげながら爆走する。
足の部分が普通の状態のパターンもあれば、前述の①のように丸くなるパターンもある。
④ゴキブリ走法
「カサカサ」という擬音を立てながら走る。
手足の書き方は、その作者に委ねられるのでバラバラ。そのため、前述した3つのすべてに当てはまるとも言える。
とりあえずカサカサ言ってればゴキブリ走法でいいだろう…。
「ポケットモンスター」においてのじたばた
ゲーム「ポケットモンスター」に登場するポケモンが覚える技の名前。
概要
第2世代から存在する技で、じたばた暴れて攻撃する技。
自分のHPが少ないほどダメージが増える、と言う面白い特徴がある。
ダメージは現在HPの1/48刻みを基準とした6段階で、HPが2/48未満のとき最大威力200となる。
同様の効果を持つ技と同じく、積極的に高威力を狙うならばきあいのタスキやこらえるを使ってHP1で耐えるか、みがわりやはらだいこでHPを削る必要がある。
ノーマルタイプ故か、きしかいせいより習得者が多い。中にはディアンシーまでもが覚えられる。
実はゲームで登場するよりも先にポケモンカードに登場している。初出は第1弾のコイキング。
その際も「HPが少なくなるほど威力があがる」という効果であり、これが本家のゲーム版に移植された形になる。
データ
初出 | 第2世代 |
---|---|
タイプ | ノーマル |
威力 | - |
命中率 | 100 |
PP | 15 |
分類 | 物理 |
攻撃範囲 | 単体 |
直接攻撃 | ○ |
効果 | 残りのHPが少ないほど威力が上がる(最大200) |
英語名 | Flail |
「ウマ娘プリティーダービー」においてのじたばた
デオン(pixiv、Twitter)氏のションボリルドルフをキッカケにして生まれたもので、ウマ娘の様々なキャラクターがGIFアニメで手足をなんとも言えない顔をしながらじたばたさせている。
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