世界を統べるドラゴン降臨!!
効果
龍世界ドラゴ大王 |
VIC 火文明 コスト10 |
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン 13000 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、自分と相手のクリーチャーを1体ずつ選んでもよい。その2体をバトルさせる。 |
ドラゴンではないクリーチャーが出る時、出るかわりに持ち主の墓地に置かれる。 |
概要
『超王道戦略ファンタジスタ12』にて登場したドラゴン。
オラクルとアウトレイジの戦いが終結した世界線とは異なる、ドラゴン・サーガと呼ばれる龍の世界のクリーチャー。
第一の固有効果は登場時に選んだ二体を強制バトルさせる効果。
高パワーのこのクリーチャーは勿論、バトルに勝利する事でアドバンテージを得られる自分クリーチャーを選択する事も可能。
そして第二の固有効果が、ドラゴン以外を拒絶する強力ロック効果。
「修羅」の頂_VAN・ベートーベンとは条件が逆な為、敵にすると相性最悪な一方、味方にすればロックをより強固にできる。
また『かわりに』墓地に送る置換効果なので、出した時に発動する効果まで封殺。特にディスペクターの厄介なEXライフを使わせないのは強い。
ただしクリーチャーのみが対象なので、新たなカードタイプのタマシード等、抜け道はあるので油断できない。
相手ターンに展開されるクリーチャーにも影響を与えるが、煌世主サッヴァーク†は準備さえできれば自力で手札から出てくる壁役なので、パワーでも負けているこのカードでは相性が悪い。
以上の様に強力なカードであるが、如何せんコストの重さがネック。
一番手っ取り早いのは魂の呼び声等でデッキトップに仕込み、コスト踏み倒し系効果で出す方法。
それ以外となると流星のガイアッシュ・カイザーによるコスト軽減は種族も合うので相性がよく、ドラゴンデッキのマナ加速を行うメンデルスゾーン等、工夫すれば出せるものの、同コスト帯にはファイブ・オリジン・ドラゴンやボルメテウス・サファイア・ドラゴン等ライバルが多い。
しかし、竜魔神王バルカディア・NEXをマナ退化から出すデッキが登場。
マナにある火文明のクリーチャーを進化元にできるブレードグレンオー・マックスに、コスト6以下のカード1枚を手札に戻す龍脈術落城の計からの退化で手早く出せ、またバルカディア・NEXからの効果でも出せるので相性が良い。
また高コスト故にガチンコ・ジャッジとの相性は言うまでもなく、勝利宣言_鬼丸「覇」の様なガチンコ・ジャッジ持ちドラゴンとの併用は勿論、デュエル・マスターズには同名カードを粉砕する呪文、天使と悪魔の墳墓を回避する為に、高コストドラゴンを各種ピン刺しする場合は競合相手がいても問題ない。
背景ストーリー
ドラゴン・サーガにおける世界を支配していたドラゴン。その正体は『龍を愛する者達の心の中にある地』とされる世界、「龍幻郷」そのものが具現化した存在。
降臨と同時に龍以外の存在を殲滅できるらしく、これがドラゴン以外を拒絶するロック効果に活かされている。
逆にドラゴンには通用しない為、背景ストーリー上では光文明と水文明のドラゴン達によって既に倒されていた。
しかし後にドラゴン・サーガにおけるゼニスやオラクル、完全復活したキング・ロマノフを殲滅しており、禁断を封印したのもこのクリーチャーである事が示唆されている。
ゼニスに関しては「無情」の極_シャングリラがおらず、頂点に君臨したゼニスの内訳も異なるが、どっちにしてもトンでもない戦績であることに変わりはない。
更に、デュエプレ版のフレーバーテキストにて、フェニックスやΖ一族すら滅ぼしていた事が判明した。
倒された後は龍幻郷に回帰し、その後も強力なドラゴン誕生に関わっていたらしく、ドラグハートがパンドラ・スペースではなく龍幻郷と関係している、と言う仮説を立てたミロクと出会った事が示唆され、彼女に何かしらの頼みをしたらしい。
その後詳細は不明だがボルシャック・ドラゴ大王が登場しており、ボルシャックの力を獲得した模様。
また、龍幻郷はドラゴンならアンノウンでもディスペクターでも受け入れる為、とことんドラゴンには寛大である事が窺える。
余談
2023年の神アートシリーズ、ドラゴン娘の青春(アオハル)☆パラダイス収録のアオハル組として、なんとドラゴ大王が美少女化する事が決定した。
名前は『伍代ドーラ』で、空手部のエース。
公式PVでの紹介ではトップバッターとなっている。