概要
ミラベル・ガーリック教授とは『ホグワーツ・レガシー』に登場する1890年代のホグワーツ魔法魔術学校において薬草学の教授を務めていたマグル生まれの魔女である。声 - モイラ・クワーク(英語)、清水彩香(日本語)
人物
明朗でとても心優しい女性。生徒のみならず同僚にも好かれているホグワーツの華。その才能もまた華々しいもので、在学中にホグワーツ薬草学賞を授与されている。
これほど彼女が素敵な人物でもあるにもかかわらず、まだ 好い女性 (right witch)は現れていないらしい。
彼女に魅了された生徒のなかには「いつかガーリック先生のもとにそういう女性が現れたらホグワーツを去ってしまうのではないか」と心配している者もいる。ただしこれはすこし過ぎた心配だろう。ガーリックはホグワーツを愛し、そこでの暮らしに満足している。そんな彼女とっての好い女性というのは、やはり彼女と同じくらいホグワーツを愛している女性でもなければならないのである。
経歴
ガーリックはロンドンの「マグルだらけの家」に生まれた。
ホグワーツに来てハッフルパフに組分けられるまでは本当の意味で彼女が「くつろげた」ことはなかったという。
ただ、一年生のころはまだ城での生活に馴染めていなかったようだ。いろんな意味で自分が他の生徒と違うように感じていた彼女は、親に「迎えに来て」とフクロウを飛ばそうとすらしていたと云う。
そしてある日、「三本の箒」の片隅の席で絶望感に苛まれていたとき、彼女は生涯の友人となる人物に出逢う。
ホグワーツに来たばかりのころ、どれだけ自分も緊張していたのかを語る彼女に、ガーリックは元気付けられた。まるで浮遊呪文をかけられたように、彼女の心は軽くなった。今のシローナはどうみても自信に満ちた幸せそうな魔女にしか見えなかったのだ。
それからの日々、自由奔放に周りを惹き付けるシローナを見ながら、ガーリックは自分の中の「ろうそく」に火が灯るのを感じた。彼女もシローナと同じ道を選べるのだと気づいたのだ
彼女はホグワーツでその才能を見事に開花させ、魔法植物へ並々ならぬ親しみを示した。7年生のときには彼女の魔法植物に関する技術が認められ、ホグワーツ薬草学賞が授与された。
ホグワーツを卒業したのちは同校の薬草学の教授の職に就き、思う存分にその才能を活用している。
卒業後ホグズミードの「三本の箒」の店主になったシローナとはいまでも良い友人関係を保ち続けている。
関連イラスト
関連タグ・リンク
ポモーナ・スプラウト:原作小説『ハリー・ポッター』に登場する薬草学教授。時系列的には二代ほど未来の後継者。同じくハッフルパフ出身者で、植物に由来する姓というところも共通。映画版の演者のマーゴリーズ氏は自らがホモセクシャルであることを公表している
同性愛者:グリンデルバルドやホグミスのチューリップ・カラスなどの両性愛者の可能性が捨てきれていないキャラを除けば、そしてホグミスの主人公の性を問わない恋愛システムを抜けば、フランチャイズ全体では3人目の明言されたホモセクシャルとなる。(1人目がダンブルドア、2人目がファンタビ事件簿のマティルダ・グリンブルホーク)
ホグワーツ魔法魔術学校の教職員 | |
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『ホグワーツ・レガシー』 | |
📔魔法理論 | エリエザー・フィグ |
🐾変身術 | マチルダ・ウィーズリー |
🧪魔法薬学 | イソップ・シャープ |
💫呪文学 | エイブラハム・ローネン |
🌿薬草学 | ミラベル・ガーリック |
🛡️闇の魔術に対する防衛術 | ダイナ・へキャット |
📚魔法史 | カスバート・ビンズ |
🌙天文学 | サティヤヴァティー・シャー |
🔮占い学 | ムディワ・オナイ |
💡マグル学 | ? |
🔢数占い | ? |
🥚魔法動物学 | バイ・ホーウィン |
📜古代ルーン文字学 | ? |
🧹飛行訓練 | チヨ・コガワ |
🏥校医 | ノーリン・ブレイニー |
📖司書 | アグネス・スクリブナー |
🧼管理人 | グラッドウィン・ムーン |