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「キエエエェェェェーーーーーーーーーーーー!!」

CV:野島昭生旧アニメ版)、置鮎龍太郎新アニメ版)、鈴置洋孝(PS維新激闘編)

概要

 江戸幕府を守る隠密集団「御庭番衆」の忍者。頭の四乃森蒼紫と共に幕府瓦解後は食いはぐれ、武田観柳に雇用されていた。

 1855年6月生まれ(蒼紫より2歳下、他の御庭番衆の仲間もおおよそ30代のため、実は一番年下)で、幼少期に口減らしとして捨てられ行き倒れていたところを蒼紫に救われて以来彼に傾倒している。

 少年時代は先代御庭番衆頭(蒼紫の師匠)の孫である巻町操のお世話係をしていた。この顔で

 身長166㎝、体重55㎏とこの当時ならともかく今ならば普通にヒョロガリな体躯であるが、実は誰にでも化けられるようにという理由がある(後述)。

 アニメでは原作よりちょっと出番が多い。

特技

 常に般若をしているが、その下は頬骨もない人体模型のようなをしており、いかなる人間にも変装し相手の内部に探り込むことが出来る。前述の顔は自ら施した整形によるものであり、元々は普通の容姿だったと思われる。ちなみに96年度版アニメでは、般若面は半壊程度に留まり、素顔の全てはさらけ出していない。

 ファイトスタイルは鉤爪を使用した格闘を得意としており、縞模様は相手の間合いを狂わせる(『ジャングルの王者ターちゃん』でターちゃんヂェーン縦縞を着せて痩せてるように見せようとしたアレと同じ現象)働きがある。

来歴

 癋見の助勢として、ひよっとこと共に神谷道場を襲撃するが、2人が倒されたため、戦闘を放棄して撤退。剣心の攻撃に反撃したが、自身も数日は戦闘不可のダメージを負い、蒼紫の命令で剣心の素性を探るよう命令され、諜報活動に従事する。

 そして、剣心が伝説の人斬り抜刀齋と調べ上げた後は、剣心達に気付かれぬよう恵と観柳を接触させ、戻るよう説得(脅迫)した。

 蒼紫・式尉と共に、観柳の悪事を暴くべく屋敷に乗り込んできた剣心一派と交戦。剣心を伸腕の術で翻弄するも破れる。観柳が制御不能の御庭番衆と剣心の始末に踏み切り、蒼紫を処刑しようとした際には自ら時間を稼ぐため剣心のとなり、観柳の凶弾に散った。享年23歳。

 蒼紫から他3人の遺体と共にだけ斬り落とされて関東に葬られた後、遺体は蒼紫に引き取られ縁の地・京都にとこしえに眠ることとなる。

操には世話係として接していた為か懐かれていたらしく、操から離れる際も少し彼女の事を案じていた。

死後、夢か幻か操の枕元に現れ蒼紫が操の元へ帰ってくる事を伝える等やはり死後も操の事を気にかけていた様子。

1996年版アニメでは蒼紫に拾われるまでの前歴を語る場面がカットされていたため剣心との決着が尺の都合もあってあっさりしたものになっている。

2023年版アニメでは原作準拠のため蒼紫との出会いが語られ、今際の回想では同僚達にからかわれながら蒼紫に稽古をつけてもらっていた場面が追加された他、4人の中では御庭番衆に加入したのは一番最後の新参者だったことが明らかになっている。

編集者:のう
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