本来の意味
もともと式尉とは能楽における翁の面のことであり、白い物を「翁」、黒い物を「黒式尉」と呼ぶ。
ここではその名をコードネームとした『るろうに剣心』に登場する人物について記述する。
概要
CV:中田和宏(旧アニメ版)、稲田徹(新アニメ版)、大塚明夫(PS維新激闘編)
元は薩摩藩の密偵だったが、御庭番衆頭の四乃森蒼紫に敗れて帰順し、大政奉還に伴い蒼紫と行動を共にしていた巨漢。藩を裏切った来歴故に、裏社会で生きていかざるを得なかった。
その傷だらけの身体はあらゆるドーピングにより鋼の肉体を有する。
仲間の癋見、ひょっとこ、般若と共に武田観柳に雇用された蒼紫を支えており、観柳邸から脱出した高荷恵を守ろうとした剣心と愉快な仲間達と激しく対立する。観柳邸に押し入った相楽左之助との対決に敗れ気を失うが、正気を取り戻した後に武田のガトリング砲から蒼紫や剣心を庇い、壮絶な戦死を遂げる。
原作と新アニメでは神谷薫とは面識がないが、旧アニメでは面識を持った。
原作では般若が倒された後で最期の刺客として登場したが、旧アニメでは観柳邸の門の前で左之助と対決して破れている。それから観柳邸に剣心たちが突入して般若と対決という流れになった。
新アニメで追加された般若の回想シーンではダンベルで筋トレをする姿が描かれ、風路帝印なるモノを飲んでいたが、これは彼を勧誘する際に蒼柴が言っていた御庭番衆に伝わる秘薬だと思われる。
関連項目
猿渡:作者が同じで新アニメ版と中の人が同じ。新アニメで武田観柳を演じた真殿氏が演じた蝶野攻爵に危害を加え返り討ちに遭い殺害されホムンクルスにされた。