兵種:ファルコンナイト
「我はシレジア四天馬騎士が一人、ディートバなり。かわいそうだが死んでもらう!」
概要
シレジア王国の天馬騎士で、シレジア四天馬騎士の一角をなす将軍。序列は第3位。先王の末弟マイオスに仕え、トーヴェに駐留している。シリーズでは初のペガサスナイト系の敵将。
他の四天馬騎士同様、天馬騎士たちを配下に置いている。
外見は女性版汎用タイプで、緑のショートボブカット(もみあげなし)に緑の瞳の持ち主。
汎用タイプにもかかわらず、公式設定資料集「TREASURE」ではパメラと並んで描き下ろし全身イラストも公開されている。
「トラキア776」でも名前だけ登場する。
ユニットとして
トーヴェ城所属の敵指揮官ユニット。レベル21、指揮官レベル3。
配下のペガサスナイトで蜂矢陣を組み、セイレーン城に向かって侵攻してくる。
Fナイト故に素早さが高め(21)な上、銀の剣(重さ3)を装備している為、兵種スキル「連続」(発動確率38%)に気をつけよう。
また、「祈りの腕輪」を持っているため、仕留めきれずにHPがカス残りすると攻撃が当たらずに大変なことになる場合もある。
とはいえ飛行系ユニットだけに、弓で撃ち落としてしまえばそれまで。お誂え向きに、直前のマップで神弓イチイバルの使い手も加入しているので、苦戦はしないだろう。配下が少なくなるとトーヴェ城に戻り、増援を連れて再出撃してくる。配下のPナイトはHPが低く、トーヴェ城近くまで追い詰めておけば武器の撃破数稼ぎにもってこい。特に弓系はパメラ隊と並ぶ稼ぎ所の1つ。
フュリーとの間には戦闘会話が発生するので、一度は見ておきたい。
人物
「ふっ、泣きむしフュリーが大きなことを! 笑わせるんじゃないわよ!!」
シレジア王国が誇る天馬騎士団の頂点「シレジア四天馬騎士」の1人。序列はマーニャ、パメラに次ぐNo.3。末席のフュリーに対しては、対抗意識が強かったようだ。登場時点ではトーヴェ公マイオスに仕え、トーヴェの天馬騎士部隊をまとめ上げている。
グラン暦760年。セイレーン城がどうしても欲しいというマイオスの命を受け、セイレーン城を奪取すべく出陣。城近くに潜ませたクブリ率いる風使い部隊との連携を図るが、セイレーンに駐留していたシグルドたちに各個撃破されてしまい、ディートバも討死する。
トラキア776
作中の時代では既に故人となっているが、娘がいることが判明した。レンスター城門を守るフリージの将軍ニカラフの言葉から、「かつての内乱で逆賊シグルドに討たれた」と伝えられている事がわかる。
遺された娘のミーシャは立派に成長。祖国シレジアはグランベル帝国に滅ぼされたが、帝国の傭兵に身を落としながらも母国の子供たちを守る為、懸命に戦い続けている。
シレジア王家にとっては逆臣の娘という立場だが、後世には母と同じ「シレジア四天馬騎士」の1人として伝わる。しかし、もしもミーシャが志半ばで斃れた場合は
「フフ…私も… ディートバ母様の… ところへ…行くのね…」
と呟き、ディートバは愛娘と哀しき再会を果たすこととなる(かどうかはプレイヤー次第)。
ヒーローズ
冷徹な天馬騎士 ディートバ
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 槍/飛行 |
武器 | 火薙ぎの槍+ |
奥義 | 氷華 |
B | 編隊飛行3 |
C | 速さ魔防の信義3 |
2021年2月の大英雄戦で登場。台詞の中で娘の名前も出ている。原作では剣を持っていたが、今作では槍で戦う。大英雄戦での信義持ちは初になる。
ステータスは速さと魔防は高めの典型的な天馬系飛行タイプ。競合する英雄が多い。
武器の関係上反撃は受けないので耐久の低さはあまり気にならないが反撃不可持ちには弱い。錬成出来ないこともあるので武器を変えるのも悪くない。
ちなみに英雄紹介のイラストでマーニャと交戦しているが、原作では発生しない対決である。
また彼女が初となる原作で汎用グラフィックだったキャラの追加となる。
原作では「名のある強敵」程度の扱いだった為か、かなり性格が掘り下げられておりステータス画面や召喚時には召喚士に対して厳しい言葉をかけるが★5まで覚醒して最高レベルまで上げると内なる想いを伝えてくれ、常に冷徹であったのは大切な人を同じ目に合わせない為であり、それゆえに誰よりも強くあるべきと直向きに務めていたことが窺い知れる。また召喚士殿呼びから名前呼びに変わり本音を少しだけ漏らしてくれるのは必見である。是非その目で確かめてみよう。
余談
名前の由来はケルト神話より、アルスター王キンボイスの弟・ディオトバ。兄嫁のマッハ(ヴァハ)も聖戦の系譜に登場しており、グラフィックはディートバの完全コンパチ(色違い)。