概要
ファイアーエムブレム 聖戦の系譜に登場する女性。
第4章「空に舞う」で、シレジア王国の天馬騎士の1人として登場する。
外見は女性版汎用タイプ(男性で言えば七三分けボス)で、緑のロングヘアに緑の瞳の持ち主。
汎用タイプにもかかわらず、公式設定資料集「TREASURE」ではパメラと並んで描き下ろし全身イラストも公開されている。こちらでは髪型が少しゲーム画面と異なり、前下がりのボブカット。前はバスト上ほどまで長く伸ばし、後ろ髪は逆にディートバより短い。
ユニットとして
ザクソン城所属の敵指揮官ユニット。クラスはファルコンナイト。レベル23、指揮官レベル3。
プレイヤーがトーヴェ城を制圧するとザクソン城から配下のペガサスナイトを率いて出撃し、横陣を組んでシレジア城に侵攻、中立軍のマーニャ隊と交戦。この際、マーニャとの会話イベントが発生。その後、パメラ隊は援軍を得てマーニャ隊を駆逐する。ここまでは侵入禁止ゾーン内で行われるため、プレイヤーは指を咥えて見ていることしか出来ない。
※死ぬほどの根気があれば、乱数調整でマーニャを生存させることも可能。ただしゲームが進行しなくなるため、詰む。
マーニャ撃破後は山を越え、トーヴェ城を襲撃。プレイヤーがシレジア城を制圧すると、トーヴェではなくプレイヤーユニットを狙うようになる。
Fナイト故に素早さが高め(21)だが、重たい銀の槍(重さ12)を装備している為、むしろディートバの方が手強く感じるかもしれない。行動範囲が広いので弱いユニットが狙われないようにすることと、兵種スキル「連続」(発動確率29%)には気をつけよう。
「シールドリング」を持っているので他ユニットに比べれば打たれ強いのだが、飛行系ユニットだけに、弓で撃ち落としてしまえばそれまで。お誂え向きに、直前のマップで神弓イチイバルの使い手も加入している為、苦戦はしないだろう。
配下が少なくなるとザクソン城に戻り、増援を連れて再出撃してくる。配下のPナイトはHPが低く、ザクソン城近くまで追い詰めておけば武器の撃破数稼ぎにもってこい。配下は全て手槍装備の為、所定ポイントにフル支援を着けた弓兵を置いておくと面白いように落ちていく。ここは弓系ユニットのレベル上げ&撃破数の最高の稼ぎポイントで、特にオールA狙いで弓に☆をつけるなら、回転の良いここが最適。
レヴィン、フュリーとの間には戦闘会話が発生する。マーニャの仇との因縁の対決であり、一度は見ておきたい。レヴィンが風魔法フォルセティを入手していれば、苦戦するほうが難しい。
人物
「シレジア四天馬騎士のトップはきさまをたおして、この私がいただく。悪く思うなよ」
シレジア王国が誇る天馬騎士団の頂点「シレジア四天馬騎士」の1人。序列はNo.2で、ディートバとフュリーより格上。共に修行を積んだ仲の四天馬騎士筆頭・マーニャには、人一倍対抗意識が強い。登場当時はザクソン公ダッカーに仕え、ザクソンの天馬騎士部隊をまとめ上げている。
グラン暦760年。レヴィンの王位継承を認めたくない主君ダッカーがクーデターを計画。実弟トーヴェ公マイオスの領土欲を利用し、セイレーン城駐留中のシグルド軍をトーヴェ城に釣りだす。ダッカーの策が成功すると、命を受けたパメラは部下を率いてシレジア城を急襲する。
シレジア城への途上、積年のライバル・マーニャと対峙。騎士として正々堂々、正面からの戦いを挑むマーニャに対し、パメラはユングヴィ公アンドレイ率いる弓騎士団「バイゲリッター」の力を借り、マーニャの部隊を一方的に蹂躙する。マーニャを討った後、アンドレイの指示を受け、シレジアへ救援に向かっているであろうシグルド軍の裏をかいてトーヴェ城を狙う。
その後は「トーヴェ襲撃を読まれ、迎え撃たれる」「シレジア城が奪還されたため引き返すが、返り討ちにあう」など諸説ある(プレイヤー次第)が、最終的にシグルド軍に敗れ、討死する。
備考
- ゲームではバイゲリッター以外でも、パメラはマーニャに対して徹底的に有利。パメラが銀の槍、マーニャが銀の剣で三すくみ上有利。さらにパメラの配下だけ直間両用の手槍を装備し、ザクソン軍ターンで一方的に攻撃できる。
- 上記のようにゲーム上ではきっちり仕組んであるのだが、大沢美月版のコミカライズではマーニャが槍(十字の銀槍)、パメラが剣と、なぜか装備が逆転している。