概要
シレジアの天馬騎士で、四天馬騎士の筆頭格にある将軍。同じく四天馬騎士であるフュリーの姉。主君のラーナ王妃の意を受けて、祖国から反逆者の汚名を着せられてしまったシグルド一行をオーガヒルからシレジア西方のセイレーンまで送り届けた。
このゲームにおける親世代の悲劇性を強調する存在の1人。
ユニットとして
シレジア城所属の中立軍指揮官ユニット。ファルコンナイトLv25、指揮官Lv3。
ザクソン城からパメラ隊が出撃してくると、同ターンの中立ユニットフェイズでペガサスナイトを率いて出撃。横陣を組んでパメラ隊を迎え撃つ。この際、パメラとの会話イベントが発生。
能力的にはパメラ、ディートバをHP、力、技、素早さ、守備力で上回っており、親世代に登場する天馬騎士の中でも最強。銀の剣に「シールドリング」を装備し、公平な勝負であれば負けはしないだろう。
しかしパメラは銀の槍を振るうため、相性で不利。更に部下は細身の剣&細身の槍装備で、ザクソン軍ターンではパメラ隊の手槍から一方的にダメージを受ける。更に勇者の弓装備のアーチナイト部隊が援軍に来ては、万事休す。
一連のイベントは侵入禁止ゾーン内で行われるため、プレイヤーはマーニャが落とされる様を、指を咥えてみているしか無い。
※死ぬほどの根気があれば、乱数調整でマーニャを生存させることも可能。ただしゲームが進行しなくなるため、詰む。
人物
「私はこういう生き方しかできないのです・・・・・ラーナ様、どうか気になさらないで下さい」
長く伸ばした緑髪を左横分けにし、額にサークレットをつけた美しい女性。シレジア王国が誇るシレジア四天馬騎士の筆頭としてシレジア王妃ラーナに仕えており、末席であるフュリーの姉でもある。共に修行を積んだ次席のパメラからは、強くライバル視されているようだ。
シレジア王子レヴィンからは密かに想いを寄せられていたが、マーニャはそれを知ってか知らでか、その想いに応えることはしなかった。
ラーナとの会話などから当人も何らかの秘めた想いを抱えている節はあるが、自身の胸の内は表に出さず、むしろ妹の恋路を応援している。
グラン暦759年、アグストリアでシャガール王の武装蜂起を鎮圧したシグルドたちが反乱軍の汚名を着せられると、マーニャは王妃ラーナの使者としてシグルド達の元へ赴き、彼らをシレジアへと導いた。
翌760年。トーヴェ公マイオスの反乱鎮圧の為、セイレーン駐留中だったシグルド軍がトーヴェへと出撃。その隙にザクソン公ダッカーがクーデターを画策。王都シレジアにパメラ率いる天馬騎士隊が迫ると、マーニャは部下を率いて迎撃。
マーニャは部下とともに騎士として正々堂々、正面からの戦いを挑むが、横合いからダッカーが呼び寄せていたグランベル王国のユングヴィ公アンドレイと弓騎士団「バイゲリッター」の攻撃を受ける。
それでもマーニャは四天馬騎士筆頭として誇り高く戦い続けたが、次々に部下は落とされていき、自身も奮戦虚しく力尽きる。
深い雪の中に斃れたマーニャの口から最期に零れた言葉は、愛する妹とレヴィンの名前だった。
天馬マーニャ
姪のフィーは自身の愛馬に伯母の名をつけており、8章「トラキアの竜騎士」の隠し独白イベントではマーニャの名が「シレジアの英雄」として語り継がれている事がわかる。
ちなみに、フィーの代替ユニットであるフェミナの愛馬も同様に「マーニャ」と名づけられているが、この独白イベントはない。
ヒーローズ
護国の天馬騎士 マーニャ
属性 | 赤 |
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兵種 | 剣/飛行 |
武器 | 孤絶の剣+ |
奥義 | 月虹 |
A | 鬼神金剛の瞬撃 |
B | 警戒姿勢3 |
2021年2月に実装。レギュラーでは初めて警戒姿勢を所持しての登場となった。レヴィンに慕情を寄せていると紹介されているが、上記の通り原作においてマーニャ本人の心情は明言されていない。
孤絶の剣は孤立していると戦闘中、敵の攻撃守備-5かつ攻撃守備のバフを無効にする。主に一人で戦うことに特化されていて自分から攻めるのが得意のユニット。
警戒姿勢でダメージ軽減があるとはいえ、受けだと火力は一気に下がる。弓など飛行特効も弱点でユニット次第だとHPが低いせいか一発で倒される危険性も。複数相手するのも苦手なので周囲に集まっている敵は相手せず、優先的に倒せる敵を狙おう。