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マダム・ウェブの編集履歴

2024-02-27 16:05:34 バージョン

マダム・ウェブ

まだむうぇぶ

"Madame Web"。MARVELコミックのキャラクター、および彼女を主人公とした作品タイトル。

概要

MARVELコミックのキャラクター。1980年の『The Amazing Spider-Man #210』で初登場。

スパイダーマン、および歴代のスパイダーウーマンと関わりが深い。

初代のカサンドラ・ウェッブと二代目のジュリア・カーペンターがいる。


初代:カサンドラ・ウェッブ

原語表記は「Cassandra Webb」。日本語版ではカサンドラ・ウェブと表記されることもある。


オレゴン州出身の老婆。

生まれつき重症筋無力症に神経を侵され、さらに視力を失っており、現在は亡き夫が作った蜘蛛の巣のような形状の生命維持装置にその身体を接続されている。

テレパシーや予知といった超能力を具えるミュータントであり、ピーター・パーカー / スパイダーマンの助言者にして指導者。


2010年のストーリーにて死亡するが、その間際に能力をジュリア・カーペンター / 二代目スパイダーウーマンに譲渡。

以降は彼女が二代目マダムとなり、彼女のコスチュームはサイドキックのアーニャ・コラソンが「スパイダーガール」として引き続き使用している。


また1999年に登場したシャーロット・ウィッター / 四代目ウーマンはカサンドラの孫娘。

初代~三代目ウーマンのジェシカ・ドリュー、ジュリア、マティ・フランクリンから能力を奪ったが、カサンドラの導きで集結したその3人に敗北した。


二代目:ジュリア・カーペンター

旧姓コーンウォール。

元夫ラリー・カーペンターとの間にレイチェルという娘がいる。

C.S.A.の策略により蜘蛛の力と二代目スパイダーウーマンの称号を与えられ、生活のために政府の工作員になる。

シビルウォー勃発のときに称号を「アラクネ」に改める。

カサンドラの死を機に、彼女の力を受け継いで、二代目マダム・ウェブとなる。


映画『マダム・ウェブ』では、十代のジュリアが登場する(姓はコーンウォール)。

両親が離婚し、父親に引き取られたが、義理の母や弟と折り合いが悪く、孤立している。


関係人物

魔術儀式によってスーパーパワーを得た三代目スパイダーウーマン。

J・ジョナ・ジェイムソンの姪。


映画『マダム・ウェブ』では、十代のマティが登場する。

ジェイムソンの姪という設定も存在。

海外で働く両親と疎遠になっている。


スパイダー・ソサエティーによってスーパーパワーを与えられた。

当初はアラーニャと名乗り、二代目マダム・ウェブとなったジュリアからコスチュームを受け継いだ際にスパイダーガールに改める。


映画『マダム・ウェブ』では、十代のアーニャが登場。

不法移民の父が強制送還され、アメリカで孤独に暮らしている。


他メディア

アニメ

原語版:ジョン・リー / 日本語版:真山亜子


ビヨンダーの仲間。ピーターがスパイダーマンの引退を宣言する際、マダムが願いを叶えてマリアの家の近くに送り込んだ。


原語版:クリー・サマー / 日本語版:土井真理


原語版:レイチェル・ドラッチ / 日本語版:不明


主人公マイルズ・モラレスの学校カウンセラーとして登場。

ただし少なくとも原語版の名前は「C. Weber」としか判明しておらず、前作の「EZ Ekiel」と同じくファンサービスの類と思われる。


実写

演:ダコタ・ジョンソン / 吹替:大島優子


スパイダーマンと関係が深いキャラをメインとする作品群「SPUMC」の第4作として、彼女が主人公の映画が2024年2月に公開。


大島優子はピクサー映画『メリダとおそろしの森』や『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』でアニメの出演経験はあるが、実写の吹き替えは本作が初。


※作品については⇒こちらを参照。


名前は「キャシー・ウェブ」。正式なファーストネームはコミック同様カサンドラだが、作中ではもっぱら"Cassandra"の愛称"Cassie"で呼ばれ、クレジットや各種メディアでもその表記。

30代と若く(劇中の時代が2003年)、ニューヨークで救命救急士として働いていたが、とある事故をきっかけに予知能力が開花した。

しかし、当初は能力のコントロールが全くできなかった上に、予知した未来の光景と現在の光景の区別ができず、彼女自身は『同じ時間を何度も繰り返している』ように感じていた。


母親は彼女を妊娠中、アマゾン奥地で特別な蜘蛛の研究調査中に重傷を負い、彼女を出産後にそのまま死亡。

そのため、母親に対して『お腹の中の子供よりも研究を優先した』と考えて、複雑な思いを抱いている。

そのことから、他人と深く関わることが得意ではなく、救助した人やその家族からお礼を言われても嬉しいとは思えない上、家族というものを良いものとして考えられない。


また二代目のジュリアも、コミックにおける結婚前の旧姓と同じジュリア・コーンウォールとして登場。キャシーはジュリア、アーニャ、マティら3人を、亡き母の同僚だったエゼキエル・シムズの魔の手から救うべく奔走する。


















以下、ネタバレあり


















とある事故での救助活動中に溺死しかけたことで予知能力に目覚め、ジュリア、アーニャ、マティがエゼキエルに殺される未来を予知したことで、彼女たちを守るために奔走する。

当初は、予知してしまったゆえに、一人の社会人として彼女たちを見捨てることができないという半ば義務感からの行動であったが、奔放なティーンエイジャーが各々家庭の問題を抱えており、孤独な境遇にあることを知ってからは、親のいない自分と重ねることもあり、次第に親身になっていく。


また、自分の出生と能力が、母の死とエゼキエルに関係していることも知る。

エゼキエル打倒の打開策を得るためにペルーへ向かったキャシーは、30年前の母の死に立ち会った、不思議な蜘蛛によって力を得た部族ラス・アラニャスの戦士サンティエゴの導きにより、生前の母に起こったことを知る。

母が身重の身体を押して研究をつづけたのは、生まれる前に難病だと診断された娘(キャシー)を救うため

そしてエゼキエルが研究成果を奪うために母を銃撃、サンティエゴが瀕死の母に蜘蛛の力を与え、母はその力でキャシーを産んで命を落とした。

キャシーの健康な体、そして能力は、母の身体を通してキャシーに宿った蜘蛛の力によるものだった。


アメリカに戻ったキャシーは、同僚に匿われていた三人がエゼキエルに襲われている様子を予知し、その現場に駆け付ける。

能力の駆使、そして3人との協力によってエゼキエルを倒した。


しかし、勝利の代償なのか、飛来物によって失明した上、下半身不随となってしまう。

救命士としての道を断たれてしまったキャシーであったが、騒動を通じて絆を結んだ3人の少女と同居を始め、「家族」となる。

そして、スパイダーウーマンとなった3人と、彼女たちとともに赤いスパイダースーツに身を包んだ自分が並び立つ未来を予知する。


能力

当初は制御できない予知能力で断片的に未来を見る程度であったが、ペルーでの経験を経て、自在に未来を見ることができるようになった上、未来の自分が取りうる行動を複数同時に実現するという能力を得る(劇中では、別々の場所で同時にピンチになったジュリアたちを同時に救出した)。


関連タグ

MARVEL

スパイダーマン

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