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スパイダーガール

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すぱいだーがーる

"Spider-Girl"、直訳で「蜘蛛少女」。ここではMARVELコミックのスーパーヒロイン、および彼女を主人公とした作品について述べる。

概要

MARVELコミックのキャラクター。

1998年に初登場した「スパイダーマン」の女性版で、同じくクモの能力を持つが、先輩にあたる「スパイダーウーマン」と比べるとやや幼いのが特徴。

人物

これまでに名乗ったのは3人だが、それぞれ別の宇宙。以下ストーリー上で名乗った順で、知名度が一番高いのは1人目。

アシュリー・バートン

"Ashley Barton"。別名:スパイダービッチ(Spider-Bitch)。

2008年の、後に実写化もされた『Old Man Logan』の世界である【アース807128】→【21923】におけるスパイダーガール。

父はクリント・バートン / ホークアイ、母はピーター・パーカーの末娘のトーニャ(Tonya)。

アーニャ・コラソン

2010年デビュー。正史世界【アース616】のスパイダーガール。

ヒスパニック系で、フルネーム:アニャ・ソフィア・コラソン(Aña Sofia "Anya" Corazon)。

とある集団の儀式により力を得ており、ウェブシューターは必要なく、青い外骨格状に出して装甲に転用できるが、鉤とワイヤーで移動するのが特徴。2004年の初登場時はスペイン語でクモを意味する「アラーニャ(Araña)」を名乗っていた。

シビルウォー』では超人登録法に従っていたが、反対して弾圧されたジュリア・カーペンター / 二代目スパイダーウーマンに同情し、家出してサイドキックを務めるように。

ジュリアが二代目マダム・ウェブを襲名した際に、彼女の使っていたコスチュームを譲り受け「スパイダーガール」として活動を開始し、若手ヒーローチーム「ヤングアリーズ(Young Allies)」などに加入した。

スパイダーバースでは、スパイダー・ソサエティの古文書を解読するなど、MVP扱いされた。

インへリターズをアース3145に追放した後は帰る世界を失ったスパイダーUKと共に、マスターウィーバーのもとでグレートウェブの戦士として様々なマルチバースで活動している。

2024年2月公開の映画『マダム・ウェブ』で実写デビュー。

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その人気からメディア進出が多く、名前や姿を知らない人はいないと言っても過言ではないほどMARVELの看板作品であるスパイダーマンと比べると、いわば外伝的な位置づけとして生まれているため、知名度や人気はお世辞にも高いとは言えない。

よってその存在を知らずに、二次創作として「スパイダーマン風のコスチュームを着た女の子」をスパイダーガールと呼んでしまう例も少なからずある。

もちろんその作者も悪気は無い(はず)なので、見かけた際は過剰に反応せず、優しく指摘するのが得策であろう。

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