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法月仁の編集履歴

2024-03-23 03:42:14 バージョン

法月仁

のりづきじん

『プリティーリズム・レインボーライブ』および『KING OF PRISM』の登場人物。

CV:三木眞一郎


レインボーライブ

プリティーリズム・レインボーライブ』では第27話から登場。エーデルローズ財団の主宰で、財団理事長である法月皇とその正妻の法月愛の長男。7月18日生まれ。


主宰に就任する前は、エーデルローズに所属するプリズムスターであり、「プリズムキング」の座を得ていた実績を持っているとされている。


普段は温厚な紳士を装っているものの、その本性は傲慢かつ自分以外の他者やその思想を決して認めない、異常なまでの狭量かつ自己中心的な人物である。

エーデルローズにおいて事実上の最高権力を持っている立場を良いことに、エーデルローズに所属する若者達個人の価値観を全く認めず、自分にとって意にそぐわない者を徹底的に冷遇したり、勘に触る行動に出た人間は即追放処分を下すなど、自らの不満の捌け口同然に扱ってきた。これらの結果、多くの若者達から夢や未来を奪い続け、父親の築きあげたエーデルローズを仲間同士の潰し合いが公然と起こるまでに歪ませた張本人といえる。

なお、プリズムスターとしての実力は一応あったものの、プリズムショーを単なる「点取りゲーム」としか見ていないがために、堅実に点数を稼ぐパフォーマンスしかしなかった点で、4連続ジャンプを成功させた氷室聖や、ストリートダンサー出身で、独自性に優れた黒川冷に比べて劣っていた。


本編での行く末

エーデルローズ主催者として、速水ヒロ蓮城寺べるには一目置いており、次期プリズムキング、プリズムクイーンの座につかせることを約束しているものの、結局は自らの野心のための道具にすぎず、ヒロには親友の神浜コウジが作曲した曲を盗作させたり、べるには大会に負けた腹いせに選手生命に関わる苛烈な特訓や小鳥遊おとは森園わかなの二人の立場を盾にしてプレッシャーを掛け続けたりしている。

一方では、ヒロの親友で彼と共にデビューする予定であったコウジについては、華や格が無いという理由で内心目障りに思っていたようで、ヒロに彼の曲を盗ませたのも、曲を奪われたコウジが自分からエーデルローズから出て行くよう仕向ける為であったと思われる。


エーデルローズ所属のプリズムスター時代の頃から、プリズムキングの座を賭けて競った強敵であるはずの聖や冷の二人には強い憎しみを抱いている。聖のことは、自身の父親である法月皇に目を掛けられていたことから非常に妬んでおり、冷に至っては、彼を尊敬していた仁科カヅキとの面接において、「野良犬」呼ばわりまでしている。

このため、聖が賞賛しているプリズムライブさえも嫌悪しており、自らの傘下にあるベルローズのメンバーがプリズムライブを行うことについても否定的である。


実は、「プリズムキング決定戦」で勝ち取ったプリズムキングの座もまた、実力ではなく、卑劣な方法で聖と冷を陥れた末に手に入れたものである。

聖が練習中に4連続ジャンプを成し遂げたのを知って嫉妬した余りに、練習中の彼が事故に巻き込まれるよう画策し、結果的に聖はプリズムスターとしての選手生命を絶たせ、冷についても、「プリズムキングカップ・フライ・スカイハイセッション」でのプリズムダンスについて「ブレード以外で接地している」などと難癖に近い批判を繰り返し、高得点が取れないようにした(しかし、実際の冷は、浮いていただけで接地はしていなかったのだが、あえて冷は何も抗議をしなかった)。

こうして、上記のケガのせいでプリズムスターとしての生命を絶たれた聖は決勝への出場を辞退し、冷も聖以外をライバルと認めなかったために同じく辞退した結果、繰り上がりでキングの座を得るに至った。


その数年後、聖のコーチングによって最年少でクイーンの座についた天羽ジュネを自分の元に勧誘しているが、ジュネ本人からは、卑劣な手段で聖の選手生命を奪ったゆがんだ一面に気付かれており、最後には「偽りのキング」と毒づかれた上でエーデルローズを去られることになった。

逆恨みした仁は彼女を「裏切り者」として排除しようと狙いを定め、エーデルローズのプリズムスター達にどんな手段を使ってでも潰すよう命令した。


新たなプリズムクイーンを決める『オーバー・ザ・レインボーセッション』の開催を控えた前日、秘密裏に雇ったパパラッチに撮影させたジュネの元へ見舞いに行く聖の写真を用いて、「聖とジュネの熱愛報道」というでっち上げの記事を作成させ、ジュネやハッピーレインのメンバーが『オーバー・ザ・レインボーセッション』の出場取り消しになるよう仕向けた。

仁と内通していた側近によるプレッシャーもあって、責任を感じた聖は、記者会見でジュネとの熱愛関係を否定した上で、プリズムショー協会会長の座を辞任した。このとき、聖は父親・皇を後任に選んでおり、その後のヒロのライブ会場にて、仁は聖から説得を受けるも、仁は完全に逆恨みによる憎悪を燃やしていたがために、「口を慎め!この一般人がああああっ!」と話を全く取り合おうとしなかった。


その後、コウジだけでなく母親さえも侮辱したために、ヒロが遂に我慢の限界を迎え、ライブ中に曲の盗作をしていた事実を告白する事態を招いてしまう。仁は、逆上の余りにヒロのプライベートを全て暴露するとライブ後にプレッシャーをかけるが、正体を現し怒りを露にした冷に殴られ、過去に聖の選手生命を奪った取り巻きたちの証言を、ヒロだけでなくハッピーレインやベルローズのメンバーたちの前に突きつけられる。

しかし、それでも自らの非を一切省みようとせず開き直って見下した態度を取り続けたために、父・皇にもこれまでの全ての悪事を知られることになり「お前のやっている事が若者達の未来を踏み躙って憂さを晴らしているだけの最低な行為だ!」と非難され、遂にエーデルローズ主宰職を解任。今後プリズムショーに関わることも一切禁じられたため、まさに因果応報とも言える。


その後杳として消息が知れなくなるが、最終回ではオペラ座の怪人のような不気味な衣装をまとい、エーデルローズ敷地前でエーデルローズへの復讐を誓う捨て台詞を残しながら去って行った。


その後

その後、時は流れプリティーリズムシリーズはプリパラに移行。その移行も完了しつつあり、TV版終了から1年半経った2015年10月4日、公式ファンイベント「エーデルローズ入学説明会」が開催された。


ここでは、OverTheRainbowのニューアルバムが発表。当然、駆けつけたファンはこれがメインだと思っていた。しかし、そのすぐ後にそれは前座であると思い知る。


ニューアルバム発表の後で上映された1本の特報ムービー。それは男子プリズムショーをメインに据えたスピンオフ映画『KINGOFPRISMbyPrettyRhythm』の製作・上映を伝えるものであった。この青天の霹靂な展開に歓喜・阿鼻叫喚するファン。

しかし、彼らは見逃していなかった。そのムービーの中に前述した最終回時の仁が写っていたことを。それもそのはず、映画では彼が率いるプリズムスター団体『シュワルツローズ』が登場し、OverTheRainbowや次世代プリズムスターと対決すると言う展開だったからだ。


まさか、最終回から2年近く経ってその伏線が回収されるとは思っていなかったファンは「逆襲か!?」と、さらに阿鼻叫喚となったのは言うまでもない。


さて、彼の復讐劇がどのような結末を迎えるのか…。


KING OF PRISM


一度はプリズムショー界から追放されていた仁であったが、実父の法月皇が逝去したことによってエーデルローズ財団の実権を掌握して完全に復帰、聖への復讐のため新たにシュワルツローズを発足させる。

そしてエーデルローズの有望な男子プリズムスターを次々とヘッドハントし(現クイーンのべるを擁する女子部は聖が係属校として独立させ、経営分離したことで難を逃れた)、エーデルローズに対しては相続税を始めとする負債を押し付けることで窮地に追い込んでいる。


一度プリズムスター界を追われた事によってプライドを砕かれた影響か、以前に比べて性格や言動がより荒んでおり、自らに少しでも反抗を見せる者には一切の容赦をしない。また、服装も悪の独裁者の様なデザインになっており、体罰用のムチとしても使える杖を持っている。


シュワルツローズの環境は、ダンススクールというよりももはや軍事国家に等しく、生徒達に課す特訓は「殺人マシーン」とも呼ばれる全自動化された過酷な環境下で行われ、一瞬でも笑顔を絶やすとツヴァイテ(二軍)に落とされる。が、その過酷な訓練を経た者は、並外れた実力者となっているのは間違いない。本部は高層ビルで、屋上には露天風呂が設置されている。

現在の所属者は如月ルヰ大和アレクサンダーらで、特にルヰは仁の一番のお気に入りでありその寵愛を一身に受けている。


グロリアス・シュワルツ! グロリアス・シュワルツ!


エンディング後の次回作予告では、OverTheRainbowの代表曲である「PRIDE」の版権を奪った上にそれをルヰに歌わせようとしており、更に聖から全てを奪う為に、聖の最愛の存在でかつて自らを「偽りのキング」と指摘した天羽ジュネを手中に収めようと目論んでいるのが描かれている。

仁がジュネを求める理由として、聖への復讐や嘗て彼女がプリズムクイーンであったことが指摘されがちだが、実はジュネのことを女性として愛している。


関連タグ

氷室聖 黒川冷 速水ヒロ 蓮城寺べる 天羽ジュネ 高田馬場ジョージ


ルルナ(プリチャン):後年における似たような人物。こちらもとあるの人生を狂わせた事から一人レインボーライブとも言われている。なお、あちらは最終的には改心した。

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