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CV:新田恵海


概要編集

『Shiny Seven Stars』より登場。エーデルローズ財団創始者・法月皇の未亡人でシュワルツローズ総帥・法月仁の母。


仁と義理の息子である氷室聖の確執の根幹となっている人物でもある。


人物編集

プロフィール設定は公表されていないが、三十路に近い息子を持つ母親ながらもかなり若々しい美貌を保っており、少なくとも年齢は四十代後半から五十代前半と思われ、亡夫の皇とは歳の差婚だった事がうかがえる。


しかし、美しい外見ながらも性格は酷薄さを感じさせるまでに冷淡で、人間の価値は「格」によって決まるとしか考えていない。

良家の令嬢として育ち、教育者として一代で功を挙げた皇とは互いの家格と財産を補い合うような形で結婚したが、あくまでも「それだけの為」に皇と家庭を築いたに過ぎず、本心では夫の皇はおろか、自らの腹を痛めて産んだはずの仁に対しても愛情を持っていない。

「格」のみに拘る自らの価値観は、「煌めき」という理想を追い求める皇の価値観とは決定的に相容れない物となっており、仁が産まれた後には急速に夫婦仲が冷え切ってしまってい、遂には彼が氷室マリアと惹かれ合い、「過ち」を犯してしまうまでに至っている。

この様な人間性がやや欠落していると言わざるを得ない性格は、息子の仁の人格の形成にも悪い意味で大きく影響してしまっており、仁は自らの期待に応えようと必死であるのだが、自身はそんな彼に対し、無関心な反応しか見せず、むしろ夫の皇を想い起こさせるさせる一面には、憎しみさえ覚えている節もある。ただ、仁が想い起こした過去の自身の面影から、昔は多少彼に対して関心を持っていた模様。


自らの「格」に固執する価値観に加え、自分以外の他者そのものに無関心とも言える人物であったのだが、そんな時、明確に心惹かれる人物と巡り合う事になる。

その人物とは、なんと夫が氷室マリアとの不義の関係によって生まれた子である氷室聖であり、マリアの死によって彼は法月家で育てられる事になるのだが、彼はプリズムスターであった生母の才能を受け継ぎプリズムキングの地位を手に入れていた仁を超える最有力候補に飛躍した「本物の天才」であった。愛がこだわる「格」だけでなく皇が求める「煌めき」の両方を満たす存在であった聖のプリズムジャンプは、愛が初めて夫の理想としていた「煌めき」の素晴らしさを理解するに至り恍惚の表情を浮かべる程であったのだが、自身と皇の双方によって聖が愛されていく姿は、プリズムキングに輝いても「本物の天才」にはなれなかった仁に絶望を植え付けてしまうには十分過ぎる物となり、プリズムキングカップ直前、仁が聖を奸計により事故を装った負傷・引退へ追い込んでしまう最悪な引き金となってしまった。


天羽ジュネから「偽りのキング」と蔑まれながらもプリズムキングの座を死守した仁であったが、それも「格」を至上とする愛から評価されたいが故の行動であったと解される。

しかし結局の所、そこまでの行動をした仁を、愛と皇の二人は認める事も諫める事もしない…つまりは「無関心」な態度で通した結果、仁の心の歪み、そして聖に対する憎悪を更に加速させる事になってしまうだけとなった。


劇中の様相編集

『『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』』にて、仁がエーデルローズを完全に叩き潰すべく、四谷のエーデルローズの旧校舎周辺の地上げによる四谷しんまち商店街再開発計画を画策。更にエーデルローズの支援者である四谷信金に1000億円もの負債を抱えさせ、それを返済出来るチャンスとして賞金1000億円を賭けた新大会「PRISM1」が開催される。だが、愛は自身の期待に応えようとする仁に対し、終始無関心な様子しか見せようとしなかった。


最終的にシュワルツローズが僅差でエーデルローズ(最終話でセプテントリオン結成)に勝利したものの、大会の中で心境に変化を見せ始めた仁の独断により、再開発計画は白紙撤回にされる事になった。

白紙撤回の決定後、法月家に迷惑をかけてしまった事を謝罪すべく報告に上がった仁であったが、愛は興味の無さそうな態度しか見せないばかりか、「あの男に…法月に似たのね…!」と、目の前にある壺に飾られた薔薇を握り締めて花弁を投げつける形で仁を拒絶。仁に愕然とした表情をさせる事になった。

結局劇中において、最後の最後まで愛は仁に対し、無関心や嫌悪の態度しか見せる事は無かった。


備考編集

プリティーライブ!も参照


CVの新田は『ラブライブ!』の高坂穂乃果役で有名だが、たまたま別の現場でスカウトされてキンプリSSSへの出演が決まったと言う。作中では愛の他に、最終話で一条シンの謝罪に応えて観客席から最初に歌い出したファンの役を演じている。


プリティーシリーズではメインシリーズ第5世代『ひみつのアイプリ』までにμ's9名中7名に出演歴があり、スピンオフとなるSSSの新田を含めると西木野真姫役のPile以外の8名がシリーズ出演したことになる。


関連タグ編集

KINGOFPRISM

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