CV:蒼井翔太
人物
『KING OF PRISM』の登場人物。
名前の「ルヰ」は、ローマ字ではLouisと綴られる。2月29日生まれ。
一条シンが7月7日の夕方に出会った不思議な少年で、シンにペンダントとOverTheRainbowのコンサートチケットを渡して姿を消し、シンがプリズムスタァを志すきっかけを作った。
どうやら「プリズムワールドの使者」と何らかの関係があるらしいが詳細は不明。シンに好意を寄せており、度々シンと顔を合わせたり物陰からシンを見守ったりしている。
好物は「ジンギスカン」と「ホットミルク」。
作中での描写
1作目『by PrettyRhythm』次回予告では、シュワルツローズ総帥・法月仁が策略により、エーデルローズもといヒロから奪った楽曲『Pride』のアレンジ『pride-Louis ver.-』で高レベルのプリズムショーを披露し、エーデルローズの面々に大きな衝撃を与える。
内容は続編『PRIDE the HERO』(キンプラ)の序盤のシーンと同じだが、当時は続編の制作やDVD化音源化すら未定だった。
その余韻も冷めやらぬうちにプリズムキングカップに出場。だが、ここで仁に逆らい、曲目に『pride-Louis ver.-』ではなく、自身のマイソング『ルナティックDEStiNy』を選択。男子公式戦で史上初となる4連続ジャンプに成功し、審査員・観客審査ともに満点を叩き出し文句なしの首位に立つ。そのまま最終演技者であるヒロと交代するが、その際、ヒロを鼓舞するような態度を見せた。
実は、彼は自分ではなくヒロの勝利を望んでおり、上記の態度はその表れだった。その後、己の全てを賭けてショーを披露したヒロの演技が、システムダウンにより採点不能(システムが定めた採点基準を大きく上回ってしまった為)となったのを見届けると、自身の負けを認め、ヒロの手を掲げて彼を新たなプリズムキングとして祝福した。
その神出鬼没ぶりから『レインボーライブ』に登場したりんねと同じようなポジションに在る超常的存在ではないかとも言われているが、詳細は明かされていない。
しかも、プリズムスタァとしては、上記の通りシンが所属するエーデルローズへの復讐のために仁が立ち上げたシュワルツローズに所属しており、仁の寵愛を一身に受けている。
だが、『PRIDE the HERO』以降、何らかの事情で体調不良になる事が時折ある模様。
そして、シリーズ最新作『-Shiny Seven Stars-』のPVが2018年夏に発表されるも、その時の彼の背中には、あの天羽ジュネと同じ「ナイトドリームフェザー」が煌めいていた…。
担当曲
- pride-Louis ver.-
- CRAZY GONNA CRAZY(一条シンとのデュエット)
- ルナティックDEStiNy
プリズムジャンプ
- 100%ピュア×2アロー
- ひらひら開く恋の花
- オーロラライジング
- はばたきレインボーテール
- 無限ハグ・エターナル
- 囁きのルナミスティックヘブン
- 禁断のキャントストップフォーリンヘブン
- 運命のシンクロムーンエクリプス(アプリ版)
関連動画
関連タグ
KING OF PRISM プリティーリズム・レインボーライブ
OverTheRainbow
エーデルローズ男子部員
シュワルツローズ
その他
これ以降は物語の核心に関わるネタバレが含まれます!!
※まだ知りたくない方はスクロールしないで下さい
………彼の正体は、りんね同様、プリズムワールドの使者。しかし、その誕生経緯は複雑。
当時、プリズムワールドの最高位者達はプリズムの煌きをより一層広める為に、成功を収めた「そなたプログラム」に続く新たな使者プログラムの生成を決定。結果、男女それぞれの立場から煌きを広めるべく、男性の姿をしたM型プリズムスタァの使者としてシャイン、女性の姿をしたF型プリズムスタァの使者としてりんねを送り込む「シャインプログラム」「りんねプログラム」を作成し、実行。
しかし、シャインプログラム、りんねプログラム共に異性プリズムスタァとの恋愛に起因するトラブルが多発。そのうえそれを修正しようとすると別の部分にバグが発生と、プログラムとしてはかなりの欠陥品である事が判明。更に、レインボーライブ及びKINGOFPRISM世界のシャインの暴走具合は重篤で、プリズムの使者の禁忌である「自身がその世界のプリズムショーの頂点に在ってはならない」を無視。危うく世界を滅ぼしかける事態に。結果、シャインプログラムはりんねプログラムにより封印。しかし、封印にあたったりんねプログラムの使者には、シャインに好意を抱き、封印に耐えきれずに自壊を図る者が現れてしまい、その防止の為に、りんねプログラムの使者は降り立った世界を去る度に記憶消去の措置が取られた。
だが、シャインプログラムの封印は、男性プリズムスタァ養成がこのままではできなくなる事を意味していた。そこで最高位者達が出した結論は、「シャインプログラムに代わり、りんねプログラムをベースに外側だけ男性の姿にした使者を送り込む」であった。そうして生み出され、降り立ったのがルヰである。なお、この際彼は目的上の特別措置として、これまでのりんねプログラムの使者全ての記憶を保持した状態にされた。
つまり、ルヰは外見は男性ながら内面に関しては女性そのものであり、顔立ちや仕草、私服等の嗜好がどこか女性的であるのもその為である。
そして、彼はこの世界のシャインの宿主であったシンと出会う。
当初は愛するシャインの為にシンと接触していたが、シンとの様々な触れ合いと、シャインを封印されてプリズムショーが出来なくなってもひたむきに努力でステージに立とうとする彼の姿を見て、次第にシン自身に好意を抱く。
最終的にプリズムキングカップでルヰはプリズムワールドの離反を決意。自らフェザーを折り、この世界に残ってシンをシャインから守る事にしたのである。
しかし、彼のこの決断はPRISM1でのシャイン完全復活を招き、セプテントリオンの活躍で解決したものの、プリズムショーの存亡にまつわる大事件の遠因となるのだった……。
シンに好意を寄せる一方、自らを寵愛する仁に対しても色々と思う所のある様子を見せており、ジュネが聖の元へと戻っていき打ちひしがれる彼を抱きしめる等、孤独な心を抱えている彼を支えたいという想いもある模様。