概要
陸上自衛隊に所属するヘリコプター部隊。日本最大のヘリ部隊である第1ヘリコプター団隷下にあり、団直轄部隊として運用されている。
この飛行隊の任務は、陸自の第1空挺団や特殊作戦群などの空中機動支援とされ、アメリカ陸軍第160特殊作戦航空連隊(通称ナイトストーカーズ)をモデルに創設された、ヘリ部隊版の特殊部隊である。そのため日本版ナイトストーカーズとも称される。
その特殊性故か、所在している木更津駐屯地内でも周囲から隔離された場所に格納庫を持つと言われ、任務内容も秘密のベールに包まれている。
主な機材としてUH-60JA多用途ヘリコプターを装備しているが、一部の機体は機動性重視のためか機体両脇の増槽(追加燃料タンク)を外している。
UH-60JAの左右両舷に5.56mm機関銃MINIMIとブローニングM2重機関銃の計4挺の機関銃を固定化した「ドアガン飛龍」と通称される武装ヘリコプターも配備している(飛龍はUH-60JAのコールサイン)。
また、ヘリの自衛用火器として、米国製のM3(GAU-21)ドアガン用機関銃やM134ミニガンも装備しているとされる。M3とM134は配備を公表していないものの、M134は演習で使用されたとする目撃情報もある。その他にも特殊作戦群と同様、隊員個々人の私物装備品らしきものも多く見受けられるという。
主要装備
航空機
- UH-60JA多用途ヘリコプター:5機以上装備
- ドアガン飛龍:左右両舷に5.56mm機関銃MINIMIとブローニングM2重機関銃の計4挺の機関銃を固定化したUH-60JA
- 高機動型(仮称):機体両脇から増槽を外して機動性を向上させたUH-60JA