概要
航空科は全部で16種類存在する陸上自衛隊の職種の1つである。
職種標識の色は浅葱色。
職種学校は明野駐屯地に所属する陸上自衛隊航空学校
自衛隊では装備の名称などから軍隊色が排除されており、そのせいでよく分からない名称になっている職種も存在する。
特徴
航空科は各種ヘリコプターを基本装備とし、ヘリ火力戦闘、航空偵察、空中機動、人員輸送などを行なう。
海上自衛隊や航空自衛隊と違い固定翼機は配備しておらず、全てヘリコプターである。
運用部隊の他に整備部隊、管制気象部隊が存在する。
実は全自衛隊の中で最も多くの航空機を保有しているのは陸上自衛隊である。
隊員の特徴
航空科の隊員は人数の少なさからか濃縮された変態が多い印象がある。また、災害発生時に初動対処を行うことが多いため、災害派遣で派遣される隊員が多く、中には小さなものも含めて数百の災害派遣を経験した猛者もいる。
ちなみに陸上自衛隊には海、空と違って専門のパイロット養成コースは存在しない為、パイロットになるには他職種から選抜試験を受ける必要があるが、倍率が高く合格率も極めて低い。全自衛隊に共通して言えることだが、パイロットであることを示す航空徽章、すなわちウィングマークは選び抜かれた精鋭でしか着用することができない為、レンジャー徽章、空挺徽章、自由降下徽章と並ぶレアな徽章と言える。