バングラデシュ
ばんぐらでしゅ
南アジアのインド亜大陸に位置する国家
概要
南アジアに位置し、ベンガル地方の東側に存在している。インドに囲まれ、そのほかミャンマーと国境を接する。
正式名称はバングラデシュ人民共和国。人口は1億5千万人で日本とほぼ同じだが、人口密度がとても高く、都市国家や小さな島嶼国家をのぞくと世界一である。
首都はダッカ、通貨はタカ、公用語はベンガル語。民族はベンガル人およびミャンマー国境部にはジュマという先住民(東南アジアの人々に近く、仏教を信仰)が存在する。過去には東パキスタンと呼ばれ1971年に独立国となった。
インドの支援を受けてパキスタンから独立した経緯から、宗教よりも民族意識に重きを置く国でもある。
環境
環境汚染が非常に酷く、特に世界一大気汚染が酷いとされている。埃が辺り一面に漂っており目の前が霞むほど。原因は様々あるがレンガ窯が国内に約8000もあり、石炭を使って煙を放出されるからとされている。大気汚染の影響は普通に生活していると毎日15本以上のタバコを吸っている状態と同様の害になるためマスクが必須である。
街中で放置されたゴミが近くの川に捨てられるので川には大量のゴミの山があり、色は濃い灰色と化している。さらに、生活や工場の排水が垂れ流しによって川の水が異臭を漂うほど臭いが強い。
しかし、人々は生活用水としてその水を使って洗濯や体を洗っているのだとか。
飲料水に関してはヒ素が含まれており癌のリスクがある。