フルメタル・パニック!TheSecondRaid
ふるめたるぱにっくせかんどれいど
概要
ライトノベル『フルメタル・パニック!』のアニメ版第3期。
原作小説版の『終わるデイ・バイ・デイ』をアニメ化したものであり、ガウルンとの決着後、その背後で彼に指示を出していた謎の組織アマルガムとの本格的な戦いに突入していく過程を描いており、宗介とかなめの表の日常はついに音を立てて崩壊し始める。
学園コメディものとしての側面が強調され、明るい雰囲気も多々あった第2期以前に比べると、中心的な舞台が戦場に移ったためか、ストーリー展開が原作に近いハードでシリアスなものとなっている。
また、それ故に生身やアームスレイブでの戦闘シーンも非常に多くなっているのも特徴の一つ。
グロテスクな描写や性描写があるため、本作のみ『R-15』指定を受けている。
特別版OVAとして、テレサ・テスタロッサのとある日常を平和的かつコミカルに描いた『わりとヒマな戦隊長の一日』が発売されている。
また本作はWOWOWでの本放送では音声が5.1chだったが、ソフト化された通常版とレンタル版ではステレオ仕様に変更されたり(初回限定版では5.1chのまま)、最終回の相良宗介の口上に主題歌「南風」が流れるシーンも別のBGMに変更されたり、他局の再放送では上記の音声問題もそのままな上、尺の都合で最終回のラスト数分(具体的には相良宗介が「テッサ!」と言う辺りから)まるまる削られるために突然プツンと終わってしまう等々、一部のファンからは不遇な作品とされている。
第4期である『フルメタル・パニック! Invisible Victory』を前に、TOKYOMXでは同作を金曜深夜、『フルメタル・パニック?ふもっふ』をニチアサに再放送していた。どちらも制作アニメーション会社が同じであるが、作風がお互いに違うので混乱した視聴者もいるとか。
また、アニメ版がここで止まっている為に、それ以降に登場となるARX-8 レーバテインなどが未登場のままであり、『スーパーロボット大戦』など外部出演では『TSR』までのストーリーしか再現できずに中途半端な状態が10年以上続いていた。
そして、2018年4月には……遂に第4期が放送される。